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03月09日-議案質疑、委員会付託-06号

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  1. 鉾田市議会 2018-03-09
    03月09日-議案質疑、委員会付託-06号


    取得元: 鉾田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年  3月 定例会(第1回)                  平成30年第1回               鉾田市議会定例会会議録 第6号                                                    平成30年3月9日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 12番  井 川 茂 樹 君       9番  水 上 美智子 君  副議長 10番  入 江   晃 君       11番  岩 間 勝 栄 君      1番  髙 埜 栄 治 君       13番  米 川 宗 司 君      2番  井 川 倫 士 君       14番  友 部 政 德 君      3番  渡 辺 拓 哉 君       15番  山 口   德 君      4番  亀 山   彰 君       16番  田 口 清 一 君      5番  二重作 茂兵衛 君       17番  堀 田 正 衛 君      6番  郡 司   功 君       18番  石 津 武 吉 君      7番  小 沼   勝 君       19番  高 野   衛 君      8番  根 嵜   眞 君       20番  倉 川 陽 好 君                                        欠 席 議 員      な  し                                        出 席 説 明 者  市     長  岸 田 一 夫 君     旭市民センター長  皆 藤 正 秀 君  総 務 部 長  山 口 勝 美 君    大洋市民センター長  二重作   勝 君  市 民 部 長  伊 東 洋 治 君      会 計 管 理 者  田 﨑 信 二 君  産 業 経済部長  小 沼 三 男 君      教 育 部 長  松 金 邦 行 君  建 設 部 長  佐々木 正 夫 君      上 下 水道部長  中 根   衛 君  健 康 福祉部長  石 﨑 逸 代 君    農業委員会事務局長  飯島與治右衛門 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  方波見 隆 雄        庶 務 係 長  豊 田 隆 弘  事務局長補佐兼  清 宮 保 雄        書     記  会 沢 かおり  議 事 調査係長                                                        議 事 日 程 第 6 号                               平成30年3月9日(金曜日)                                   午前10時00分開議開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第1号ないし第7号について、質疑、委員会付託      議案第1号 平成30年度鉾田市一般会計予算      議案第2号 平成30年度鉾田市国民健康保険特別会計予算      議案第3号 平成30年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算      議案第4号 平成30年度鉾田市介護保険特別会計予算      議案第5号 平成30年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算      議案第6号 平成30年度鉾田市公共下水道事業特別会計予算      議案第7号 平成30年度鉾田市水道事業会計予算                                        1.本日の会議に付した事件議事日程に同じ                                                        午前10時00分開議 △開議の宣告 ○議長(井川茂樹君) おはようございます。 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第1回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(井川茂樹君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか11名でありますので、報告いたします。 △議案第1号 平成30年度鉾田市一般会計予算 議案第2号 平成30年度鉾田市国民健康保険特別会計予算 議案第3号 平成30年度鉾田市後期高齢者医療特別会計予算 議案第4号 平成30年度鉾田市介護保険特別会計予算 議案第5号 平成30年度鉾田市農業集落排水事業特別会計予算 議案第6号 平成30年度鉾田市公共下水道事業特別会計予算 議案第7号 平成30年度鉾田市水道事業会計予算 ○議長(井川茂樹君) 日程第2 議案第1号ないし第7号についてを一括して議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。 なお、質疑は会議規則第55条第1項の規定でその範囲を超えてはならないこと、第56条の規定で同一議員につき同一議題について3回を超えることができないこと、この点注意を願います。また、執行部答弁は簡単、明瞭にお願いいたします。 それでは、通告順に質疑を許します。倉川陽好君。 ◆20番(倉川陽好君) 20番倉川でございます。平成30年度一般会計予算案に7点ほど質問をいたします。 今年度予算案は、岸田市長が昨年の市長選挙で当選して初めての予算案であります。選挙での市民の皆様に公約として掲げた問題と、また議会で議員として発言した内容等とどのような内容の予算案なのか期待を持って議案書を精査させていただきました。 市長は、施政方針等で前市長の第2次鉾田市総合計画の表題「いのちとくらしの先進都市」、「自然を尊び、農を誇り、喜びを生み出す21世紀のまち鉾田」の実現に向け取り組む決意であるとの決意を表明しました。そして、国の動向、県の動向を踏まえて、鉾田市としては平成28年度から地方交付税の段階的縮減期間に入り、当該年度の歳入で歳出を賄うことが困難になり、基金に頼らざるを得ない状況になっていると、そして国や県に歩調を合わせ、人づくり革命、生産性革命に呼応して、人材育成、行政改革、活気あるまちづくりを推進してまいりますと、そして地方創生の実現、持続的発展に取り組んでまいりますと表明しております。 そこで、今年度の予算案の中から7点ほどお尋ねいたします。1点目に、39ページ、雑入、負担金・助成金で、派遣職員の内容について予算書に載っておりますけれども、これらについての説明をお願いしたいと思います。 2点目に、69ページ、地域振興費人口減少対策についてお尋ねいたします。 3点目に、105ページ、老人福祉施設費、ともえ荘管理委託料についてお尋ねいたします。 4点目に、123ページ、生活扶助費、これらの増額理由についてお尋ねいたします。 5点目に、137ページ、ほっとパーク、とっぷ・さんて指定管理委託料について、これらは委託契約に基づいての予算化なのか、それらについてもお尋ねしたいと思います。 6点目に、191ページ、土木管理費鹿島灘海浜公園委託料、これらの契約相手についてもお尋ねいたします。 最後に、245ページから246ページ、学校給食センター運営管理事業についてお尋ねいたします。業者との契約内容については2億9,928万円でございますが、これらの内容については年間契約なのか、そしてこれらの中には調理だけのものなのか、油とか、一切の電気とかそういうものについての何は入っているのかどうなのか。そして、食材の問題等はどのようになっているのか。また、御飯等の問題でございますが、これらについては温かい御飯が食べられないというような何があります。旭中は自校方式なのでしょうけれども、鉾田の場合には大洗町の給食センターから持ってくると、10時に持ってきて、そのまま出されるので冷たい御飯なので、残す量が結構あるというようなことも聞いています。これらについてはどのようなことをして子どもたちに温かい御飯を食べさせるのか。また、日立市なんかでも食材の値上げとかいろんな問題でも日立市からまた新たなことやるとか、神奈川県のほうでは野菜とかいろんな食材の値上がりで、子どもにこれで栄養状態が賄えるのかなというくらいの食材が落ちているというような話も聞いておりますので、これからの鉾田市を担う児童のために、これらのことも大事なことと思いますので、お尋ねいたします。 再質問は自席でいたします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、1点目の派遣職員の内容についてご説明申し上げます。 まず初めに、後期高齢者医療広域連合派遣職員負担金といたしまして584万5,000円、これは1名でございます。 次に、茨城租税債権管理機構派遣職員負担金675万円、こちらも1名でございます。 次に、その他の派遣職員負担金1,366万6,000円、こちらは全部で5名おりまして、社会福祉協議会に3名、ほっとパーク鉾田に1名、シルバー人材センターに1名の合計5名でございます。 次に、鹿行広域事務組合派遣職員負担金1,995万円でございますが、こちらは2名でございます。広域ごみ処理施設建設準備室に1名、さらには鹿行広域事務組合事務局長として1名の合計2名でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 今まで派遣職員の場合には、市の予算の中で出していたような感じはしていたんですけど、これらは雑入ということは、国か県かどこからか入るって、県のなんですか、これは。諸収入の中でやってくると。どこからの財源が充てられるのか。それを聞きたかったので、どこに派遣されようがあずかり知らぬことでありますので、数字だけのことに説明願います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 失礼いたしました。基本的には、まず鉾田市からこの職員には給料、共済等を支払います。そのかかった部分をそれぞれの団体から年度末に負担金としていただくという流れでございます。一旦市で給与、共済等を支払いしておいて、かかった分をおのおのの団体から負担金として市に戻していただくという感じでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 雑入で入っちゃうというのは、当初予算で入ってくるんだから、終わってから年度末に入ってくるというのはちょっとつじつまが合わないような気がするんですけど、これは後から入ってくるということを想定していくんだということで、そのような理解ですか。では、ぜひそのようなことは、私も30年やって初めての経験ですので、なかなかわかりづらいことがありますので、ぜひ議員にもよくそのことは説明願いたいと思います。 1点目いいです。もういいです。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問でよろしいですか。          〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対して答弁。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、2点目の地域振興費人口減少対策事業についてご答弁申し上げます。 この事業でございますが、大きく分けて4本立ての事業でございます。まず、1点目が地域おこし協力隊支援事業でございます。この事業は、都市地域の若者の新たな視点による当市の魅力の再発見や、全国に向け情報発信することを目的とした地域おこし協力隊支援員2名を採用するもので、募集経費、人件費、家賃補助、公用自動車やパソコンの貸与等の経費について765万6,000円を計上しております。この経費につきましては、全額特別交付税により算定されることとなっております。 2点目といたしまして、結婚支援事業でございます。この事業は、市内独身男性と首都圏在住の独身女性との出会いの場の創出を図るための婚活ツアー、婚活イベントの開催や婚活団体への補助、若年の新婚夫婦に対する助成を行う結婚支援事業として1,163万円を計上しております。これらの事業には、国の少子化対策重点交付金99万2,000円、結婚新生活支援事業補助金300万円及び一般財団法人地域活性化センター助成金200万円の合計599万2,000円の特定財源の活用を予定しております。 3点目として、移住・定住促進事業でございます。この事業は、首都圏の大学生を募集し、実際に鉾田市に来てもらって、歩いてもらって、若者視点、よそ者視点で鉾田市の魅力を発見してもらう大学生との交流事業や移住希望者に対するセミナーや体験ツアー等を行い、移住や定住のきっかけづくりを行うほか、本市への若者の移住を促進するため、本市に2年以上、鉾田市に住民登録されていない40歳未満の方が本市に新規に住んだ場合に、住宅を建てた場合に、土地住宅取得費用の一部を助成する若者U・I・Jターン促進助成事業を……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎総務部長(山口勝美君) 具体的に……          〔何事か呼ぶ者あり〕
    ◎総務部長(山口勝美君) 失礼しました。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 人口減少対策ということでありますから、どのようなことか期待したのですけど、これは全く最後の委託料のイベント開催委託料とかパンフレット作成地域おこし協力隊員募集等の業務委託、アンケートの調査委託料というのがこの事業の大半で、中身については今部長がいろいろ先に答弁してくれましたので、内容はわかりましたけど、何かもうちょっと2人か2人連れてきてやるんだったらば、もうちょっと地域の若者をもっと活用するような形で進めることも大事なのかなと思います。 それで、移住対策なら大洋村に来れば、もう2,000、3,000の移住者がざらにいますから、これらの対策を見て、今若者が鉾田市に魅力あふれることで来るのには何が求めて来るかということをやっていかなければだめなのかなと思います。答弁は結構です。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問について答弁願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) ともえ荘管理委託料についてご答弁申し上げます。 105ページの委託料1,935万2,000円のうち、ともえ荘管理委託料についてですが、1,880万円となっております。内訳の主なものといたしまして、人件費が965万円、水道光熱費が520万円、燃料費が……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) はい。ともえ荘は、認知症に予防効果があると言われておりますカラオケや健康増進を図る浴場、会議室を活用して行われている健康教室やシルバーリハビリ体操などの介護予防拠点として活用されております。また、各種ボランティア団体の研修等の実施等でも利用されております。同一敷地内にある社会福祉協議会に指定管理の委託をすることにより、効果的に運営されております。 今年度は、委託事業者の撤退により使用されていなかった旧厨房室を改修し、地域活動支援センタースマイルハウスの移設を行いました。今後も高齢者交流など介護予防活動、福祉の拠点として有効活用していきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 多分これ指定管理者として契約しているのであれば、社会福祉協議会と契約したのに、1点1点別個に契約するのは大体おかしいと思うんだよね。社会福祉協議会に年間幾らでやって、その中で管理運営についてはこれとこれとこれとこれというような契約内容で結ぶのが何であって、ただいま言ったようなことで果たして……立派なことやっているなと思うけど、今まであった食堂はクローズして、そこは今福祉作業所の何かになっているわけでしょう。そうすると、あそこも社協の絡みなのかね。そういう絡みで施設、建物とかなんかについても一貫性をもって契約していかないと、これは全く指定管理者としてでなくて、社会福祉協議会に福祉の部門の委託契約というような内容でいいんですね。それだけでいいです。違うか違わないか。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 社会福祉協議会に指定管理の委託をしております。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 鉾田市の生活保護の状況につきましては、平成29年12月末の世帯数が461世帯で、前年同月と比較しますと31世帯の増となっており、約7%の伸びとなっております。特に高齢者世帯は全体の約58%を占めており、高い割合で推移しております。 本市の特徴といたしましては、県外から転入してくる人々の中には、身寄りがなく無年金の方などが市街地周辺に点在する低廉なアパートや、バブル時代に乱開発された別荘を購入、または……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) ふえた理由だから、ふえた理由については、県外から入ってくると、その人なんかは無年金者とか何かでやっていると。そうすると、無年金者というのは若いときに年金を一銭も払わない人が鉾田市に来たら、今度生活保護をもらえるよというような形になるとまずいので、これらについては何らかの対策を講じないと、大洋村は別荘が安いところあるから、あそこ買って、それで生活保護もらって豊かに暮らせる。そういうような感じになるとまずいので、これらについての対策もしっかりお願いします。答弁いいです。 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に対して答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 予算書137ページの健康増進施設管理運営事業委託料1億9,129万円についてでございますが、ほっとパーク鉾田管理運営委託料は9,981万1,000円、とっぷ・さんて大洋管理運営委託料は8,449万9,000円、施設設備調査委託料648万円、実施設計等委託料50万円の内訳となっております。 また、指定管理委託料については、事業収入・支出総額見込み(人件費、燃料費、光熱費、清掃業務、設備保守点検業務)等の……          〔「それはいいです」と呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 健康増進施設となっているほっとパーク鉾田、とっぷ・さんて大洋の管理運営について予算計上し、施設を良好に保つとともに、施設の運営について、公益財団法人鉾田健康づくり財団に指定管理、5年間で、平成27年から平成31年度として委託しております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 昨日も多分質問の中で言ったんですけど、当初の年間委託契約は、とっぷ・さんてでも5,000万円ぐらいで、あとの施設の収入は5,000万円ぐらいで、合わせて1億円くらいでやっていけるというような内容だったと、それでほっとパークについても健康財団とどのような契約でやっているのか。それで、健康財団というのはこの施設をつくるためにつくられた財団なのか、これの財団のトップは誰なのか。それで、財団の事務所とか何かというのはどこにあるんでしょうかね。 議長、時間がないのでいいですけど、公の施設と指定管理者制度というのは、個人とは契約結べないんですよね、管理制度をやる場合には。だから、例えばどこかの、鹿嶋市みたいに一六商事とか何かのをやるとか、何かいろんなそういうことをやっている財団とか何かで経営内容とか全て委託してやるとか、それでやっていくのであって、それで個人とは結べないということでありますので、今までの健康財団は、施設ができて、指定管理者制度ができたので、つくって、そこに前市長が入って財団の理事長になって、それが管理したというような理解でよろしいんですかね。それでいいか悪いかだけでいいです。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。          〔「違うなら違うでいいですよ。議長、時間がないから後で……」            と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 後で答弁と。          〔「手挙げているよ」「手挙げてもいいよ。私がそれで納得できなか            ったら、また後ろから持ってきてもらってやるようなんでは結            構ですから、あとまだ予算はこれから質疑いっぱいありますか            ら、その間でやります。最後の学校給食のだけお願いします」            と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に対して、学校給食について、教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) それでは、学校給食センターの事業内容につきましてご答弁申し上げます。 給食センターの事業内容についてでございますが、園児及び児童生徒たちに、安全で安心な給食を提供することを本来の……          〔「いいよ、毎年同じことだから」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(松金邦行君) はい、わかりました。業者の契約内容についてご答弁申し上げますと、その内容についてでございますけれども、食材納入業者につきましては、毎年学校給食用物資購入契約を締結し、それらの契約業者から、毎月、見積書を徴取し、価格を重視し物資を購入しております。そのうち野菜類につきましては、地元で……          〔「年間契約だから細かいことはいい」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(松金邦行君) 主食であります米飯・パン・ソフト麺及び牛乳につきましては、安定して管理、供給できる公益財団法人茨城学校給食会との契約を締結しております。配送につきましても、給食会の指定業者によりまして、直接各小中学校、幼稚園へ配送しているところでございます。 調理業務につきましては、鉾田学校給食センターにおいて、プロポーザル方式により選出、決定した株式会社東洋食品と平成28年4月1日から平成31年3月31日までの3年契約を結び、委託仕様書により業務遂行しているところでございます。 なお、旭給食センターにつきましては、直営方式により給食を提供している状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 部長は俺が言っていることは全然聞いてないんだよね。通告書にのっとっただけで、俺は学校給食の食材のパンとか何か、ご飯なんか温かいのはどうなんだとか、それで今の何で年間の契約どうのこうのと言ったら、内容はわかりましたよ。民間委託と言っているけど、調理だけを民間に委託して、食材は一切学校で、教育委員会で契約しているというようなことなんですよね。何のための民間委託だか、これでは全くわかんないので、民間委託と言ったら、あそこの学校給食センターを全てそこの業者が……まして2億何万円でしょう、これ。2億9,928万円、これだけの中で食材から全部持ってやっているのかと思っていたんですけど、内容が全く違うようでありますけど、ぜひこれらについては、岸田市長が新しくなったんですから、これらについても見直しをするようにお願いして終わります。 ○議長(井川茂樹君) 以上で倉川君の質疑を終了いたします。 石津武吉君。 ◆18番(石津武吉君) 18番石津です。私、新年度予算関連で総括的な質疑について通告を行いましたので、大きく3点ほどお尋ねをいたします。 今回、9人ほど通告がなされておりますので、9人全部やると大変な時間になりますので、30分以内におさめるようにしていきたいと思いますので、市長並びに執行部においては的確なる答弁をお願いする次第でございます。 早速質疑に入ります。新年度において、今年の繰入金の大幅な増額についてお尋ねをいたします。これにつきましては、先ほど亀山議員のほうから基金の繰入額、それから充当先についての資料がありますので、重複は避けますから、大きな点だけ質問をいたします。 新年度では繰入金が12億7,000万円、前年度より6億円近くふえるという大幅な増額になっております。平成29年度は、市民交流館建設事業が繰り越し分も含めて24億2,000万円もあったんでございますが、繰入金は6億8,000万円でございました。今回岸田市長が提案している平成30年度一般会計予算では、市民交流館建設事業が計上額0円であるにもかかわらず、財政調整基金取り崩し10億円を含む12億7,000万円もの多額の基金を繰り入れて計上しております。このことは財政運営、予算編成において何か私は異常なものを感じるものであります。なぜこのような多額の基金を繰り入れる、基金のほうからいうと取り崩しでございますけれども、なぜこのように取り崩しをしなければならなかったのか、私は非常にやりくり以上に大変な事態が生じているのではないかと大変危惧するものでございます。 なお、参考に申し上げれば、平成28年度予算では基金の繰入額は3億5,700万円でありました。そこから比べましても大変な基金の取り崩しでございます。大変危惧しておりますので、今回の予算編成において何か異常な事態があるのではないか、このように思いますので、市長並びに関係部長の答弁を求めるものであります。 次に、うまかっぺフェスタ開催事業についてお尋ねいたします。これについては一般質問でも行いましたけれども、今回は予算の質疑ということで、具体的な金額が示されております。前年度の予算額1,636万5,000円に対し、新年度予算においては1,300万円と21%の減額となっております。その理由についてはどのようなものでございましょうか。開催場所は鉾田市の町なかをやるということが表明されましたけども、その詳細についてお尋ねをいたします。 それから、第3点といたしまして、芸術文化創造事業についてお伺いをいたします。この事業は、鉾田市民交流館の開館に向けた準備としてプレイベントなど多くの市民に対し、市民交流館の開館を周知するとともに、市民の関心を高める目的で平成29年度から始められた事業であります。ハード面は、白紙撤回すると言いながら、ソフト事業を続けるのはおかしいのではないでしょうか。その点について明確な答弁を市長に求めるものであります。 それとも文化センターをつくる予定地があるのかどうか、お聞きしたいと思います。 また、公民館で入場料を取っているということもありますけれども、社会教育法に抵触するのではないかと、そういう疑いを私は持つものでございます。市民交流館や文化センターができてから有料の入場料を取って行うべきではないでしょうか。現在行っている公民館でのイベントにおいて、こうしたイベントについての入場料を取るということについてはいかがなものかと思うものでございます。今年度の予算書においても171万7,000円が計上されておりますけれども、それはいかなる内容でありまして、この入場料について納めるのはどういう団体ですか。誰が納めるのでございましょうか。詳しくお尋ねをいたします。教育長がいないようですから、教育部長、教育委員会を代表し、責任ある答弁を求めるものでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 石津君の質問に対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、財政調整基金、昨年度と比べまして約5億円以上増加した理由につきまして、ご答弁申し上げます。 主に歳入では、市税が約1億4,000万円の減、地方交付税が3億円の減、歳出においては生活保護費等扶助費が一般財源分としまして5,750万円の増、公債費が約8,000万円の増となり、一般財源分合計で約5億8,000万円の財源不足を補うために増加したものでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 石津君。 ◆18番(石津武吉君) その程度のことで別に財政調整基金10億円を崩す必要はないではないですか。公共施設整備基金1億4,700万円、これは亀山議員がつくってくれた立派な資料ですけれども、これはこの程度しか崩してなくて、何で財政調整基金を10億円も崩すんですか。ちゃんと書いてあります。これ一般財源のために充当先はございませんと。だから、10億円は充当先ないんですよ、一般財源だから。だから、こんなに10億円も崩すのかと聞いているんですよ。市民交流館はつくんないということで計上してありませんよ。ほかに何が大きな支出があるんですか。おかしいんですよ。道路だってそんなに大してふやしてないし、学校のやつだって財源はとってあるでしょうよ。なぜ10億円を取り崩さなくちゃいけないのかという大変大きな疑問を持っております。 財政調整基金は一般財源ですから、年度間の財源の調整ですけども、市税が減ったといったって、そんな大した減額でないですね。それから、あとは地方交付税が減るというのも、これも大体見通したっているわけですから、なぜこんなに10億円を崩す必要があるんですか。一般財源ですよ、これ。後でどうするんですか、これ。そのまま取り崩して終わりなんですか、お尋ねします。 いや、市長も答えてくださいよ。市長、予算編成でやっているようですから。なぜこんなに10億円を崩す必要があったのかどうか、お尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) まず、先ほど答弁申し上げましたのは、平成29年度と比較して5億円違うということがございましたので、そのことについては、平成29年度並みの予算だということを説明するために、市税の減額と地方交付税が昨年度と比べまして3億円減額になったので、おおむねその分だということをお話ししたのであって、昨年並みの予算だということでございます。 議員ももちろんご存じのことと思いますけど、財政調整基金につきましては、当初いろいろな市税の関係並びに支出の関係で見込みである程度予算組みます。実際、年度末になりますと、当然剰余金として幾らか余ってまいりますので、その分をまた財政調整基金に積み増すという状況でございますから、当初としてはこのような額になったということでございます。なので、一気に財政調整基金が減額するということではございません。 ○議長(井川茂樹君) 石津君。 ◆18番(石津武吉君) 総務部長もいいかげんなことを余り言わないでくださいよ。市民交流館は今年計上額0円ですよ、0円。大幅に減るわけでしょう。そのふえた分といったって、大したやつはふえてないんですよ。だから、こっちの公共施設整備基金、これをいっぱい取り崩すとか、その他取り崩す手段はいっぱいあったはずでしょう。だから、なぜこんな10億円も取り崩す必要があると、わざと狙い撃ちしたんではないですか。鉾田市は財政調整基金だの何だのいっぱい100億円あるから、これは崩してしまえということで、そういう単純な理由ではないですか、お尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) そういうことではございません。いわゆる公共施設整備基金とか、いわゆる目的基金につきましては、目的に合ったものしか活用できませんので、今回は一般会計をつくるに当たりまして、収支の均衡を図るために財政調整基金を繰り入れたということでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 石津議員、3回目ですので。 ◆18番(石津武吉君) 大体そんなに10億円を崩す理由は何なんですかということなんですけど、これが全然はき違えてますよね。勝手に自由に使えればいいというそういうのが最大の理由かなと、このように私感じました。やっぱり財政調整基金を取り崩すためには、それなりの大きな財源不足が生じたりとか、そういうのがあるわけですから、そうした明確な理由を示すのが本当だろうと思います。 それから、うまかっぺフェスタについてご答弁をお願いするものでございます。この内訳についてお尋ねをいたします。 ○議長(井川茂樹君) 2項目めの質問に対し、答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) 昨年と比較いたしまして336万5,000円の減額となっている主な要因といたしましては、まずこれまで2日間開催していた開催日を1日にしたということ、それに伴いまして、野菜関係の材料費購入の需用費という費用が72万円ほど減額、それと委託料について262万5,000円の減額によりまして、今回の予算については21%の減額となってございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 石津君。 ◆18番(石津武吉君) それでは、1日で、なおかつ午前中にお店の出店の準備をするということですから、営業時間はどのぐらいになりますか。これでは1,636万円もかけてやる意味があるんでしょうかね。お尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) まず、1点目の準備でございますけども、現在のところまだ確定はしておりませんけれども、出店者の方の募集も今後の実行委員会の中で決めていくような形になりますけども、当日の予定といたしまして、午前7時から12時前後を予定としております。それに伴いまして、午後の開会になる予定でございます。ただ、花火大会のほうの開催も現在商工会のほうと協議をしているところでございますので、それによっては実際のうまかっぺフェスタの開催時間のほうはもっと延長されるというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 石津君。 ◆18番(石津武吉君) 幾ら延長したって1日限りでしょうよ。1日の間で数時間でしょうよ。何か言ってる、本当のもっともの意味がよくわかりませんね。 それで、これ本当に町なかで10月にやっていいのかなと思うんですけども、市長答弁くださいよ、本当に。これでうまくいくのかなという、それだけ懸念されるんですけど、なかなかやめるとは言いづらいでしょうけども、何か一言あったらお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 今の件ですけども、やはりいろんなものを変えてやるに対しては、やっぱりいろんな懸念材料もございますけども、やはり1回いろんな部分を検討してその時期ということで検討してますので、何事もやることに対しても懸念はあると思いますけど、皆さんのご協力を得て10月の中旬ですか、やってみたいと思ってます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 石津君、3回目ですので。 ◆18番(石津武吉君) 次の質問に移りますけども、露天商が来た場合、いわゆるテキ屋グループ等々が来た場合、これは拒否できないと思いますので、そうした懸念も十分あると思います。 次の第3点の芸術文化創造事業について、市長、教育長にお尋ねをいたします。答弁をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 3項目めに対して答弁願います。教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) それでは、芸術文化創造事業につきましてご答弁申し上げます。 芸術文化の振興を図るため、文化施設を建設する、建設しないに関係なく、公民館事業や芸術文化創造事業を平成30年度におきましても継続し、実施してまいりたいと考えているところでございます。 公民館事業につきましては、拡充を図りますとともに、芸術文化創造事業につきましては、質の高い音楽、演劇等の公演、小中学校におけるアクティビティ事業、さらには市民を主役とする芸術文化団体の創設など、市民とともにつくり、企画運営を実施することで、多くの市民に芸術文化の裾野を広げるとともに、市民の文化意識の醸成に努めているところでございます。 次に、入場料の徴収についてでございますけども、社会教育法第23条には、公民館が行ってはならないことが定められております。本規定の趣旨につきましては、文部科学省生涯学習政策局長通知により、公民館が営利事業にかかわることは全面的に禁止するものではないとの見解が示されております。 また、本規定は、公民館が法第20条に掲げる目的を没却して、専ら営利のみを追求することや、特定の営利事業に対して特に便宜を図ることを禁止する趣旨のものでございます。入場料を徴収して事業を行うこと自体につきましては、社会教育法の違反とはならないと認識しているところでございます。 今回の芸術文化創造推進事業における音楽コンサートや演劇などの有料公演につきましては、営利目的ではなく、芸術文化の裾野を広げ、市民意識の高揚を図り、もって芸術文化の振興を推進することを目的として開催したものでございます。 また、入場料につきましては、受益者負担の原則に基づきまして、公演に係る業務委託経費等の一部を補填する程度の金額にすぎません。興行的な金額ではありませんことから、参加者が余り負担を感じることのないような金額に設定をしているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 石津議員。 ◆18番(石津武吉君) それで、はっきり私申し上げましたとおり、芸術文化創造事業というのは、市民交流館の開館を前提としてこれからやっていこうということで、市民の関心を高めるために始められた事業なんですよ。だから、ハード面も撤回したんだから、ソフト面もこれ当然やめるべきですよ。それを何か言い逃れに、何か市民の向上するとかなんとかって、今度はそっちのほうへ持っていっちゃってますけど、趣旨が違いますね。だから、これもやめるべきですよ。市民交流館の開館を前提としてやってきたわけでしょう、平成29年度は。そうではないんですか。それを聞いているんですよ。だから、そんなハード面、昨日やったでしょうよ、議会で。ハード面はもう撤回すると、議会も承認したと、こういうことですから、新聞、テレビで大きく出てますので、ソフト事業もやめてくださいよ、それは。戒名がおかしいでしょうよ。市民交流館の開館を目指してやっていこうというのがこの事業ですから、この事業は取りやめて、別な戒名にして、名目にしてやっていくのが筋ではないですか、と思います。 それで、何か有料でできるんだよと、いろいろぐずぐず並べましたけれども、別にそんなことなどは何も有料でチケットのその1,000円とか2,000円なんか売るのはおかしいでしょうよ、それは。ただでと言ったらおかしいけど、そういうのをチケットの入場料を取らないでやるべきではないですかと、こう言いたいですよ。市長にもお尋ねします。芸術文化創造事業については、名目を変えてください。 それから、有料で行うなんてやましい、みすぼらしいようなことはやめて、無料でやったらどうですか。鉾田市長の岸田一夫氏の施策として、こういうチケットは取らないで、入場料は取らないでやりますよというくらいの考えはないんですか、市長。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 今後、当初の目的としまして、議員おっしゃるとおり、市民交流館開館に向けた事業として取り組んだことは事実でございます。しかし、幾つかの事業を展開する中で、芸術文化に対する市民の意識が非常に高まってきているということを私どもはうれしく思っておりまして、今後もやはり市民の芸術文化に対する裾野を広げるということを目的とした場合に、さらに継続していく必要があるんではないかということで考えているところでございます。 なお、無料にしてはということでございますけども、受益者負担の基本的な考え方としまして、やはりその範囲内で使用料や手数料などを負担していただくことも重要なことではないかというふうに考えております。 なお、今後の事業の開催に向けましては、議員おっしゃるように、無料のイベントも当然実施していくということも考えておりますので、料金体系等につきましては、今後も検討しながら進めていきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 石津君。 ◆18番(石津武吉君) もう時間がないので、1つだけ具体的に伺いますから、171万7,000円で組んでありますけども、この納入するのは具体的に誰なんですか、個人なんですか、それとも団体なんですか。その主催した団体が、例えば50万円なら50万円と納めるのですか。そうだと思うんですけども、そうするとおかしなものになるんではないかなと、幾ら受益者負担といっても、それはおかしなものになるんではないかと、それだけお尋ねしますよ。誰が納めるんですか、これ。納入者は聞いてますよ、私。 ○議長(井川茂樹君) これ石津議員、4点目のほうですね。          〔「そうです。それだけ聞いて終わりますよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) それでは、4点目のイベント入場料につきましてご答弁申し上げます。 イベント入場料171万7,000円の内容でございますが、平成30年度における音楽、演劇などの鑑賞事業として7回の公演を現在予定しているところでございます。その公演に伴います入場料でございます。このイベント入場料171万7,000円の積算根拠でございますが、大洋公民館において……          〔「誰が納めるんですか、それだけでいい」と呼ぶ者あり〕 ◎教育部長(松金邦行君) これは、入場していただく方の入場料ということで積算したものでございます。          〔「チケットの料金なの、団体が納めるんじゃないの」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 以上で石津君の質疑を終了します。 10分間休憩いたします。                午前10時56分休憩                                                        午前11時06分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 小沼 勝君。 ◆7番(小沼勝君) 改めて、おはようございます。また、傍聴の皆さん、大変ご苦労さまでございます。本日は9名の質疑者がいるということで、非常に多いので、前説、また前置きは省略させていただきます。 スクールバス利用料について、予算書39ページ、スクールバス利用料785万4,000円が雑入として計上されている。このことについて市長の公約としてスクールバスの料金軽減があるということで、昨年の12月に議会のほうは通らなかったんで、今後その無償化や軽減はどのような方向で市長が進めていくのかということでお尋ねいたします。 予算の785万4,000円は不特定のため、もう雑収入ということで雑入のほうに入れているというのは理解できるんですが、やはり鉾田市の特定旅客、またスクールバスについては旅客区域乗合、また一般貸し切りと3通りくらいあると思うんです。その中でどれが使われているか再度確認いたします。 また、2番目として、産地ブランドアップ振興協議会への補助金について、予算書151ページ、前年度は1,000万円だった予算が平成30年度は600万円に40%もの大幅な減額となっている。この理由をお尋ねしたい。産地ブランドアップ振興協議会委員にはこのことは市長は伝えてあるのか。また、市長を初めその委員会には、市議会議長、農業委員会、区長会長、両JAの組合長、商工会長など多くの長がそのメンバーとなっていると思っております。補助金を大幅カットすることについて、役員会などの開催を経て協議したのか、それとも市長の独断なのかお尋ねしたいと思います。 再質問は質問席でさせていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君の質問に対し、答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) この件につきましては、高野 衛議員や亀山 彰議員の一般質問でもご答弁申し上げたとおり、スクールバスの無償化に関しましては、私の公約の一つとして前回の市議会で提案させていただきました。残念ながらご同意はいただけませんでしたが、私は、子育て世代の保護者の皆さんのご負担を軽減するために、必要な措置であると思っております。 現在、鉾田南小学校の建設が進められ、平成31年4月開校予定となっております。鉾田南小学校でもスクールバスの運行が必要ですので、その開校に合わせる形で問題点等を精査し、改めて議会に提案したいと考えております。以上でございます。 運行形態につきましては、教育部長のほうから説明させます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 鉾田北小学校のスクールバス運行に当たりまして、ご指摘のように幾つかの運行形態がございます。そこで、ご説明をいたしますと、1つ目としまして、一般乗合旅客自動車運送事業、そして鉾田市で採用してます形態としましては、一般貸切旅客自動車運送事業、こちらが該当するものでございまして、内容を申し上げますと、団体の旅客が契約により自動車を貸し切って運行します。乗車定員が11人以上という条件があり、観光バスなどがこれに該当するものでございます。そして、もう一つの形態としましては、特定旅客自動車運送事業というような形態がございまして、大変失礼しました。もう一つございます。一般乗車旅客自動車運送事業、これらがございます。形態としましては、4つの形態がございまして、その中で鉾田市で採用してます一般貸切旅客自動車運送事業がこれに当たるものということで認識しております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) やはり12月のことをぶり返して申しわけないんですけど、市長、やはりその2キロ以内、また2キロ以上の方、そしてあとその不公平さ感があるということで、その部分がありました。しかし、来年、平成31年、南中学校区の開校に当たって、きちんとした条例、また条例改正をして、整合性のとれるものであってほしいという強い要望があります。そして、この一般貸し切りということで鉾田市は行っているということでありますが、そのような中で近隣との部分で、一般貸し切りではない近隣の行政区があると思うんですが、そのようなところは普通にコースを決めてバスを運行させて、一般の方も乗れるようなデマンドバス類いのようなスクールバスの利用もあります。鉾田市ではそのような部分を考えているかいないか、お尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) デマンド形式のようにスクールバスを一般の方も乗車できるというようなことを考えますと、経費の面とかだけを申し上げますと、非常に有益なものかなということは認識しております。しかし、道路交通法に基づくスクールバス等を一般客も利用できるというようなことにしますと、さまざまな許認可の問題でさらに協議を必要とする部分もございます。また、一般乗客が利用できるというふうにする場合には、やはりご父兄からの意見なども聴取して参考にするということも必要になりますので、今後検討の材料とはさせていただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) ぜひともその一般の方が、またそのスクールバスのあいている時間帯が非常にもったいないというような思いのある方もたくさんいるのかなと思いますんで、一般の方も利用できるようにと。また、これ一般貸し切りの場合に、免許というか、5年に1度の改正というその部分で、資格のほうですか、運行業者のほうの、その認定を受けなくちゃならないということで、多分4年で更新するような形になっていくと思うんですよ。5年目だと到底間に合わない時期的なものがあると思うんですが、その辺の免許の資格の改正については、部長、どのような部分で思っているか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 基本的には、貸し切りバスの許可につきましては、5年ごとの更新制ということになっているところでございます。なぜかといいますと、貸し切りバス更新制の導入のきっかけになりましたのは、平成28年1月に長野県軽井沢町のスキーバスの事故があったのが発端となっているということでお聞きしております。 そういった中で、当然子どもさん方の命を預かるスクールバスの運行業務でございますので、これまで市内の2つの業者と業務提携をしまして、実施をしているところでございますが、議員がおっしゃるように、今回の法改正によりまして、貸し切りバス許可の更新制度が該当しております。平成30年度には、市長からもありましたように、鉾田南小学校のスクールバスの運行業務が開始されるわけでございますが、これらのことから今後、関係します事業者には、今回の新制度の目的であります安全管理の徹底、これに努めるよう徹底して指導をしますとともに、資格手続の確認、あるいは安全意識の啓発などにも取り組んでいく必要があるということで認識しているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問でよろしいですか。3回。 次の質問に答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) 昨年に比べまして40%の補助金の減ということでございますけども、主な要因といたしましては、これまで長野県、宮城県、岩手県において実施しておりましたPRキャラバン隊の取り組みが10年目を数えたということで、一定の効果があらわれたところから見直しを行ったところでございます。 また、この取り組みにつきましては、役員会のほうで協議したのかという問いでございますけども、役員会のほうには特に協議はしてございませんでして、副会長でございます両JAの組合長のほうへ今後の方向性についての説明を行い、理解を得ることができたところで、今回のPRキャラバンのほうは見直しをしまして、首都圏でのPRに重点を置いた積算を行ったところでございます。 また、その主な400万円の減の要因でございますけども、この補助金については、先ほど申し上げましたキャラバン隊経費の減、それからこれまでメロンサミットに参加してまいりました約100万円ほどの経費のほうが減額となっておりますので、そういったものを鑑みまして、参加経費の減額となった結果、最終的に40%の減ということになったところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) すると、今の答弁だと、メロンサミットで100万円減というのは、これはメロンサミットが今年度開催されないというような話向きも、昨年メロンサミットに参加したときに、そのような話も聞こえていたんで、メロンサミットに対して手を挙げてくれる産地がなかったのかなと、これは理解できます。 しかしながら、生産者からも平成30年度は長野県、宮城県など、これまでトップセールスに力を入れてきたこの鉾田市が首都圏に力を注ぐというような声も聞こえているのも確かです。これ長野県、そして東北方面、宮城県なんですけど、この方面に関係機関、鉾田市のブランドということで、人脈、またお世話になった関係機関との関係が無駄になってしまうんではないかなと、そしてこれ継続してトップセールスしていければ、いろんな部分で、今までテレビ等でPRしていた部分、その部分のすき間を埋めること、ほかの産地に埋められてしまうんではないかというようなことも懸念されます。やはり一番キャラバンで行ってたというのが一番大きいのかなとは思いますけど、やはり今回首都圏のほうに2回ほど、前回は首都圏のほうにやはり2回ほど伺っているということ、やはりこれは今回だって予定しているのが2回だというけど、一番は、首都圏に力を入れるというような話している中で、前回と同じだよと、長野県とか仙台市とか東北方面、宮城県のほうへは行かないのだというように私のほうは感じ取れる部分があるんですよ。これ本当にすき間があいてしまって、せっかく鉾田市の野菜が全国2位の生産高が損なわれるのではないかなと思うんですが、これ部長ですか、市長ですか、どちらでもいいですけれども、先に。市長のほうがいいかな。市長、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) ただいまのご質問でございますけども、確かにこれまでJA関係者、あとは部会の皆さんにキャラバンのほうに参加していただきまして、長野県、岩手県、それから宮城県と、そういったところの地区に訪問してまいりました。これまで、昨年につきましては6回ほど行ったわけでございますけども、今回平成30年度につきましては、首都圏のほうでのPRを予定ということで、今現在の計画でございますけども、10回以上のイベント、あるいはPRのほうには参加する予定で計画のほうは進めているところでございます。これはあくまでも事務のほうで進めている計画でございまして、今後、総会のほうで事業内容のほうの決定のほうもしていきたいと考えているところでございます。 また、確かに議員おっしゃるように、テレビ、ラジオの反響というのは確かに大きいものがございまして、鉾田市という地名、こういったものもかなりPRはできたのかなと思っておりますので、平成30年度については首都圏を中心ということでなっておりますので、その辺でさらにPRのほうの力のほうはしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) これ3回目ですよね。 ○議長(井川茂樹君) はい。 ◆7番(小沼勝君) 確かに首都圏のほうへ力を入れて、長野県のほうへ力を入れないように、これ何回もしつこいようだけど、そのすき間、PRのすき間をどこかの生産地の方に奪われてしまうよということは、本当に何回もしつこいようだけど、そのように思っております。 そして、それ総会をいつ開くんだかわかんないけど、本来ならもっと早く総会開くわけでしょうよ、理事会ないしね。ここにブランドアップ振興協議会の部分もあります。そして、その役員さんだってたくさんここにいるわけですよ。この方々と1回もまだミーティングをしてないんだというような話も聞こえてます。打ち合わせも何もしてない。そして、40%も減額、実際このブランドアップ振興協議会が立ち上がって10年目ですよ、市長。それで、これ10年目で何かのイベントを開くんですか。その辺のところも私は思いますよ。きちんとした10年、10年のサイクルの中で行けば、イベント等を開いて、鉾田市のブランドアップ振興協議会を盛り上げていくのが市長の役目ではないかなと思うんですが、市長いかがですか。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 10年一区切りという言葉がございまして、やはり10年たって今までの部分を構築してきた。さらに別な方向ということで目的、その中で今まで10年、鬼沢前市長が先頭でやってきた部分においても、根強いものがあると、ですからこの部分をやめたからいろんな部分が減るという部分にはならないと思っております。それが今までの実績かなと思っておりますんで、とりあえず10年やってきたということで、また首都圏のほうに行きたいという部分でかじを切ったということでございますんで、よろしくご理解をお願いします。以上でございます。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 10年の区切りのイベントを考えているかという質問に。計画がなければないと。産業経済部長。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎産業経済部長(小沼三男君) イベントの開催につきましては、現在のところは協議はしてございませんので、今後の課題とさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) ぜひとも10年の一区切りということで、先ほど市長も述べてくれたとおり、ブランドアップ振興協議会のほうにもきちんとした形で、区切りという部分ではやはり市民に伝わるようにイベント等を開催していただければと思っております。 以上で質問のほうを終わりにします。 ○議長(井川茂樹君) 以上で小沼 勝君の質疑を終了いたします。 友部政德君。 ◆14番(友部政德君) 14番友部です。通告順に従いまして、質問をしたいと思います。 まず、39ページ、広域の件でありますけれども、先ほど倉川議員がやりましたので、これは省略いたします。 次に、51ページの地区集会所整備事業の補助金なんですけども、これをお伺いします。どこの集会所をやるのか、どういうふうにやるのか。 次に、143ページ、し尿処理施設整備事業費でございますけども、これはどういう工事をするのかをお伺いします。 次に、157ページ、工事請負費なんですけど、これ土地改良部分なんですけども、排水機場の修繕工事と排水路の修繕工事がありますけども、これもどこをやるのかをお伺いします。 次に、181ページ、南中学校区統合小学校なんですけども、通学路の整備が進んでおりますけども、これは期限内に完成するのか、どのようにしていくのかをお伺いいたします。 次に、187ページ、安塚の公園の整備事業であります。これも昨年度も質問しましたけれども、どのようにして、どのような方法でどこへつくるのか、7ヘクタールの土地がありますけども、どこへつくるのか、地区の住民と話し合いをするということですけども、どういう団体と話し合いをするのかをお伺いいたします。 次に、193ページ、工事請負費なんですけども、市営住宅の解体というのがありました。これはどういう解体をするのかをお伺いいたします。 次に、ページ前後しますけども、141ページ、戻りますけども、広域事務組合のごみ処理の負担金であります。一千何百万円か負担してありますけども、これは本当に期限内、いつできるのか、そろそろ場所を示してもいい時期かなとは思ってますけども、市長の考えをお伺いします。 次に、143ページ、し尿処理施設の運転業務であります。これは、サニタリーセンターとエコパーク2つありますけども、両方を合わせていると思いますけども、これらについてもお伺いいたします。 再質問は自席で行います。 ○議長(井川茂樹君) 友部君の質問に対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、地区集会所整備事業補助金についてご答弁申し上げます。 今回は、新築が2つございます。柏熊区が事業費1,250万円に対して補助金が600万円、次に新里区が事業費1,400万円に対して補助金が600円でございます。 それから次に、修繕でございますが、町山区と大竹区を予定しております。町山区の集会所は、事業費34万2,000円に対して補助金が17万円でございます。大竹区の集会所は、事業費54万円に対して補助金が27万円となっております。以上でございます。
    ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 補修の内容ですけども、外壁を全部解体してやるのか、結局2カ所あるわけですよね、大きい工事が。合計では4カ所ありますけども、だからどこら辺までやるのか。仮に青山公民館終わったんですけども、あれはきれいになりましたよ、周りから見ても。だから、ああいう形でやるのか、中も全部造作もやるのかをちょっとお聞きしているんですけど。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) まず、新築につきましては、解体した後につくるものでございます。修繕につきましては、それぞれ各内容につきまして、修繕の場所がございますから、基本的には本体の中の修繕という形になります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対して答弁を願います。市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) それでは、143ページ、し尿処理施設整備等工事費6,323万8,000円についてお答えをいたします。 内容でございますが、エコパーク鉾田及び大洋サニタリーセンターに係る点検整備工事費でございまして、エコパーク鉾田におきましては、整備点検等の工事で7本、それと大洋サニタリーセンターにおきましては、工事費5本の整備点検の工事を予定しているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 5本とか何本とか言ったけど、あれは膜だよね、あれ。こす膜だと思うんだけど、あれが1本幾らするんだかわかんないけど、あれが高いというんだよね。その工事なんですけど、あれはどっちもアタカ産業がやったんだよ、工事はね。アタカ産業がやったんですよ。          〔「工業だよ」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) アタカ工業か。アタカ工業がやったの、サニタリーセンターもエコパークも。その業者に投げてんだよな、丸投げして、だけど本来ならば、後でこの次に言いますけども、本来なら入札でやるべきなんだよ。自分で自前で職員を育ててやったほうが安く上がるというんだよ。          〔「できないんだよ」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) できるんだっていうんだよ。だから、そういう感覚で今から行かないと、予算があればあるで、毎年同じ業者に投げていたら、確かに大変だと思いますよ。だから、そこら辺を考えて、自前である程度、今からもう教育していって、何年か教育していけば立派に、人間がやっているんですから、あれ、サニタリーセンター、常に5~6台は車ありますよ、確かに。アタカ工業から来て、職員がいるんだと思いますけども、自分の職員を育ててやるような方向を考えてみてはどうですか、今からは。 ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) 工事につきましては、一般競争入札を行っております。ただ、工事の特殊性というのがございまして、できる業者が限られるというところで入札結果がアタカになったということでございます。 あとは自前でということになりますと、非常に難しい問題があろうかと思います。施設そのものも相当年数も経過しておりまして、これのメンテナンスも含めまして委託なども行っております。今の形態を崩さずというふうに今のところは考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。3回目です。 ◆14番(友部政德君) あそこをつくるときに排水の問題でも地元でもいっぱい賛否両論あったんですよね。排水は烟田の田中の川の下、あそこまで延ばしているんですから、それであそこでやっているんですけど、ちょっと通告外になりますけども、水道の質の、出ている水の検査するのは年に何回かはやっているんですか。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) いや、やってなきゃなんないでしょうよ。だって…… ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) 回数は把握しておりませんが、水の検査はやっております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) でも、北浦に流れて北浦の水が飲料水になっているんですから、きちんとやっていただきたいと思います。 次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対して答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) それでは、157ページ、工事請負費の排水機場修繕工事と排水路の修繕工事についてご答弁申し上げます。 まず、排水機場修繕工事でございますけども、場所については巴川の排水機場でございます。事業費といたしましては594万円の事業費となっております。事業内容につきましては、排水機場内のしゅんせつを行う土砂撤去、その工事ともう一点が除じん機のモーターの交換工事でございます。それと、もう一点の排水路修繕工事でございますけども、場所につきましてはこれは大戸地内の水路の修繕でございます。事業費といたしましては970万4,000円の事業費となってございます。修繕の延長といたしましては、60メーターを予定しております。この大戸地内の事業につきましては、県単の補助事業を活用しまして、実施する予定でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) ちょっと聞き取れなかったんですけど、1回目の排水機場のほうは巴川ということなんですけど、巴川だって長いんだよね、ずっと。烟田のところから上の大和田の先まであるんだけども、どこにこの機場はあるのか、巴川のどこにあるのか、それをちょっとお聞きしたいんですけど、あと先ほど言った排水路の修繕なんですけど、これどこと言ったんだっけ、ちょっと聞き取れませんでした。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) 大変申しわけございませんでした。 まず、巴川のこれは串挽地内にございます排水機場でございます。そこの中の遊水地のしゅんせつ工事による土砂の撤去を予定してございます。 それから、排水路のほうにつきましては、これは大戸地内です。大戸地内の60メーターのほうを修繕するところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 巴川の機場というと南部土地改良区の区域になると思うんですけども、串挽の機場ならば、恐らく。あそこ砂がたまっちゃってしゅんせつしているんですよね。だから、そのしゅんせつして工事をやるということなんですね。土をとるんでしょう、埋まっている土を。旗も立っていますし、理解しました。わかりました。 では、次。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) ご質問の統合小学校、鉾田南小学校の通学路でございますが、完成するのかということでございますが、平成30年度には完成をいたします。よろしいでしょうか。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) これは、昨年度の平成29年度の工事の地図なんですよね。鉾田市道路建設課でやる。20カ所あるんです。その中の一つがこの統合小学校の整備事業なんだよ。それで、もう何年やっているの。測量からやって、恐らく買収は終わっていると思うんだけども、あそこに川がありますね、川が真ん中に。あそこは買収もなってないんだけど、あそこはどういう形にするんですか、あれ。あのまま使うんですか、それとも橋を広げて使うのか、ちょっとそれだけお聞きしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) 今ご質問に田園内の川の橋というか、あそこはボックスになっておりまして、現在の用地内にボックスが若干見えている部分がございます。そこも使用しまして、現在の幅で2車線の道路となるようになります。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) では、歩道整備されるの、2車線で。歩道もつけるわけでしょう、当然。だから、歩道がつかない道路というのはないからね、子どもが通るんだから。それだけちょっと聞きたい。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) 済みませんでした。歩道ももちろんつきます。以上です。          〔「それでは、次の」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対して、答弁願います。上下水道部長。 ◎上下水道部長(中根衛君) 安塚地区公園整備事業につきましてご答弁申し上げます。 まず、つくる場所でございますけども、7ヘクタールのうち南側部分、安塚区側でございまして、処理場の反対側です。こちら2.3、約3ヘクタールでございます。調整する団体としては、地元協議会もございます。それから、環境団体、それから国土交通省が主な調整する団体と考えております。 進め方としましては、平成30年度に基本計画の見直し、測量業務、実施設計等の委託業務を完了させたいというふうに考えております。平成31年度より工事の着手できればというような予定でおります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 当初は、排水路をつくって、田中川のほうに流すということを言っていましたけども、いつの間にかこういうふうになったわけだよね。そうすると、あの公園をつくるのに、あそこは恐らく野球場みたくなっていると思うんだよな、あそこ、つくる予定のところは、何もなくて。そのこっち側はアシが生えて、カンムリカイツブリだっけか、あれが生息しているところがあるんだよね。そこはかけないで2.3ヘクタールだから、こっち側をやるわけでしょう。そうしたら、あそこにバックネット、この前も質問したときからバックネットが置いてあるんだよね、あれ。前の市長が貸したんだと思うんだけど、あれを壊さないと、あそこを見学に来た人が、何でこういったところにバックネットがあるのって言ったらしいんですよ。野鳥の会の人とか誰だかはわかんないけど、あれだって早急に壊しておいてくださいよ、あれ、バックネットだけは。恐らく自分で壊せると思うんだ、あれ、職員が行って。鉄パイプが切ってあって、あとこうやってあるだけだから……          〔「念書が入っているんだよ」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) 念書が入っているって。仮にあそこに2軒あったんです、あれ。それで、補償金をもらったんだよね。水が出て、あそこのまれちゃって。1軒は土盛りして、80センチ上げたんだ、土盛りして。もう一軒は水戸市に出てしまったよ、あんなところにいられないって、補償金もらって。だから、一日も早くこの公園をつくって、地元の人が楽しく暮らせるようなあれにして、平成31年まで待ってないで、できるだけ予算をつけて、早くお願いしたいと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(井川茂樹君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(中根衛君) 場所については、今議員がおっしゃるとおり、ヨシのある部分については、今カンムリカイツブリ等の問題もございまして、そのまま残す、今現在では計画でございます。 それから、バックネットについては、なるべく撤去する方向で進めたいと思ってます。 それから、早くということでございますけども、作業をする上ではやはり1年間は設計業務等が必要になりますんで、早くても平成31年度が着手かなというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部議員。 ◆14番(友部政德君) あそこは、掘れて水がたまっていたんだよね。北浦をしゅんせつして、その土砂を上げたら平らになっちゃったんですよ。だから、もう原因はわかってはいるんだけど、大雨が降るたびにあの田んぼに稲刈ったやつが流れて、よく水揚げの電気料も払ってもらってますけども、大変ですから、もう一日も早くお願いします。 次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) 市営住宅の解体でございますが、こちらは串挽地内のスカイタウン内にあります市営住宅42棟のうちの1棟でございまして、7年前の東日本大震災によりまして建物全体にゆがみや傾斜が確認がされたところでございまして、当時から相当ひどく、市ではこれ以上の入居が困難と判断いたしまして、当時入居されておりました、2世帯が入居されていたわけですが、この2世帯の方に対しまして、市としては非常に住みづらいというような感じというか、もう住みづらいと判断をいたしまして、解体をしたいので、別なところを探していただけないかというようなご相談をしておりました。1世帯につきましては、平成26年の5月に退去していただきまして、もう一世帯につきましては、平成29年の3月の退去となってしまいました。そういうことから、今回、国の社会資本整備総合交付金、交付率は45%でありますが、こちらを活用いたしまして解体をするということで計画をいたしたところでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) 明日で丸7年になるんですよ、地震があってから。それまで我慢して今まで入っていたわけだね、その人らは。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) あさってね、ごめんごめん、あさって。あさってでもう丸7年になりますけども、我慢して入っていたわけですよ。だけど、例えばですね、その人たちが我慢して入っていた部分、どこかかわりは見つけてやったんですか、自分らで見つけたのその人らは。自分で見つけたのか、そこだけちょっと聞きたいんだけど。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) 自分で見つけていただきました。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) では、次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に対して答弁を願います。市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) それでは、141ページ、鹿行広域事務組合ごみ処理事業費負担金についてでございますが、先ほど議員のご質問の内容は、この広域のごみ処理施設がいつできるんだというようなご質問だったと思います。今現在の進捗状況といたしましては、平成29年度につきましては、各市候補地の評価中ということで、議会のほうに説明できる内容の進捗が見られなかったということでご理解をいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部君。 ◆14番(友部政德君) もう何年も前から、例えば潮来市の市長が選挙があるからおくらせたんだとか、行方市の市長選挙がおくらせたと、鉾田市の市長選挙がおくらせたと、どこで決まりつけて、いつ発表するのかわかんないだけども、間もなくまた潮来市が市長選挙ですよ、4年だから。そうすると、やっぱり管理者として、市長、やっぱり早急に決めてもらいたいというのが我々初め議員のあれだと思うんだけど、それからだと思うんだよ、交渉するのは。ある程度どこの地区にどういうふうにつくると、白紙の状態だかもわかんないけども、市長の頭の中にはあると思いますよ。だから、そこら辺を一日も早くですね、みんなに知らしめて、地元の協力をもらって、それで了解をもらって進めないと、例えば事業をやるようになったとしても、5~6年かかっちゃうでしょう、設計やった何がやったら、かかっちゃいますよね。それでなくても、耐用年数、潮来市が一番古くて平成17年ですか、その次が行方市が古い、鉾田市はその次だと思うんだけども、そういうふうに年々古くなって補修しいしい使っているんだよね。だから、もう早くできるような方向があったら、市長何かお願いしたいんです。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 友部議員の意見はごもっともな話であって、やはり組合議会の鉾田市の代表ということで、友部議員、郡司議員、そして岩間議員とおります。できれば、組合議会のときに、その強い口調で、友部議員から一言言ってもらえば、私も心強かったんですが、今行方市長、潮来市長と極秘の中での会議はやっております。その中で、今ここで言える部分はちょっと控えさせてもらいますけども、前よりはいろんな部分で進んでいるということで、これ以上はお答えすることできませんけれども、誰も、組合議員の皆さんも首長も思っていることは、もう本当に、ある市ではもう時間がないという部分まで来ていますんで、その辺につきましてはいろいろと検討ですか、それで前向きに行きたいと、この間答弁したとおりでございます。ご理解のほど、また組合議員としてもこれからも3人の、岩間議員、郡司議員、友部議員には力強いご支援をよろしくお願いいたします。以上です。          〔「最後お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 最後の質問に対して、答弁を願います。市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) 143ページの13節委託料、し尿処理施設運転管理業務委託料についてでございますが、エコパーク鉾田及び大洋サニタリーセンターの運転管理を委託するものでございます。3年間の複数契約でございまして、平成28年度に一般競争入札を行いまして、契約をしているところでございます。平成30年度の予算といたしましては、6,004万8,000円となります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部議員。 ◆14番(友部政德君) 委託料、全部で六千何万円と言ったよね。これは委託料全部でしょう。結局、下にいっぱいありますけども、委託料ありますよね。放流水とかいろいろありますけども、これをまとめたやつが6,719万6,000円ということだよね。そうでしょう。そうすると、こっちの予算書の説明書には、もう載っちゃっているんだよな、値段が。こっちには載っているの、値段が幾ら幾らって。普通はここ委託契約するんだから、値段は載せないと思うんだよな。前は載せなかったの。最初は載っていたの、昔は。今は載せないようにしているんだけども、委託料が載っちゃっているの、こっちには、二千何百万円というのはね。だから、それはちょっとおかしいと思うんだけども、どういう考えでこれ載せているのかを伺います。 ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) ただいま申し上げましたのは、あくまでもし尿処理施設運転管理業務委託料ということで、複数年契約をしております。3年間の契約なんですが、その金額は1億8,014万4,000円になります。単年度といたしまして、平成30年度の予算として6,004万8,000円というふうに今ご答弁申し上げたところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 友部議員。 ◆14番(友部政德君) それは委託料全部で6,000幾らでしょう。          〔「し尿処理」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) し尿処理施設の委託料を全部まとめたやつが6,000幾ら、だからそれを載せるのはおかしいんじゃないかって、こっちには載っているんだよ、ここにちゃんと、二千百何十何万円って出ちゃっているのに、委託料として載せてないというのがおかしいんじゃないかって私は言っているの。普通ならば契約して初めて、随意契約だか何かわかんないけど、契約してから載せるのが本当でしょう。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆14番(友部政德君) いや、3年ごとの契約だっぺよ。だから、今年はね。ちょっとそれだけ聞いて終わりにしますけど。 ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) 先ほど申し上げましたように、平成28年度に入札によって3年間の契約を行っております。その額が1億8,000何がしで、平成30年度につきましては、この6,004万8,000円ということでございます。平成28年に契約は既に終了しております。以上でございます。          〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 友部議員にちょっと申し上げます。この30ページの予算のやつは2,000ではなくて2億……          〔「2億だよね」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 2億です。2,000ではないです。          〔「間違えました」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) そういうことです。          〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 友部議員の質疑を終了いたします。 午後1時まで休憩いたします。                午前11時56分休憩                                                        午後 1時00分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 山口 德君。 ◆15番(山口德君) 15番山口です。傍聴ご苦労さまです。 市税について1点だけお尋ねをします。ここ4年間の収入済みの市税について、平成25年度が45億6,596万3,929円、平成26年が46億2,957万3,156円、平成27年が46億7,488万739円、平成28年が49億2,991万181円となっております。固定資産税の評価がえにより固定資産税の減及びたばこ税の減により、平成30年度予算は昨年度の3.4%減の44億7,322万7,000円となっております。このままでは3年ごとの評価がえにより年々市税は減少してまいります。何らかの対策が必要となってきます。 それにはまず、企業を誘致することによって雇用の確保、または人口増につながり、市税を安定的に確保することができます。市長はどのように考えているか、お尋ねをします。よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 山口君の質疑に対して、答弁を願います。市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) それでは、市税減の主な要因についてお答えをいたします。 初めに、固定資産税でございますが、評価がえに伴い、土地につきましては地価の下落により約7%の減を見込んでおります。家屋につきましては、課税対象となる家屋のうち約26%を建築経過年数による減価補正により価格を見直しております。 償却資産につきましては、既存資産の取得経過年数による減額を見込んでおります。 また、たばこ税の減となる主な理由でございますが、電子たばこの普及が進んでいること及び禁煙者が増加していることから約5%の減を見込んだところでございます。 結果といたしまして、平成30年度市税全体で3.1%の減というふうになったものでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは続きまして、企業誘致の考え方についてご答弁申し上げます。 議員ご指摘のように、企業を誘致することで雇用の確保や生産年齢人口の増加、市税の安定的な確保につながっていくと考えております。本年度、茨城県が実施した企業誘致説明会に参加して、企業にじかにお話を伺う機会がございました。その中で企業が進出を考えるに当たっては、すぐに使える土地があることが非常に重要なことであるというお話がございました。しかしながら、鉾田西部工業団地は未造成となっておりますので、進出を考えている企業にとって使いやすい土地とは言えないのが現状でございます。 今後といたしましては、まず初めに、鉾田西部工業団地の早期造成が必要であることを引き続き強く県へ強く要望するとともに、今回当初予算でお願いをしております数千社規模でのアンケート調査を実施し、本市の工業団地や廃校となる小学校跡地、そして平成29年度に設けた企業立地のための優遇制度などの鉾田市の資源情報を広くPRするとともに企業動向の調査を行いながら、雇用促進効果の高い企業の誘致に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 山口君。 ◆15番(山口德君) 部長の答弁でよくわかりますけど、市長の本当の心を知りたい、市長の考えをお聞かせください。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほど総務部長が言ったとおりでございますけども、さらに私は、今、トップセールスということで国のほうにもいろいろ働きかけまして、何らかの企業誘致に努めていきたいと思っています。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 山口君。 ◆15番(山口德君) 企業誘致は、本市ばかりでなくて、ほかの自治体も力を入れてございますので、より一層の努力は必要と思います。もう一回市長のその決意をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 人脈を生かしまして、県会議員の皆様、そして国会議員、そして県知事と、そういう部分につきましてもっと強力な力を構築いたしまして、鉾田市のほうに企業を誘致したいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 山口君。 ◆15番(山口德君) 市長の答弁に期待し、この質問を終わります。市長、よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 以上で山口君の質疑を終了いたします。 次に、高野 衛君。 ◆19番(高野衛君) 日本共産党の高野です。平成30年度予算に関し、5項目の質問をいたします。 1、子育て・教育環境の整備について。英語指導事業についてお尋ねいたします。学習指導要領改訂に伴って、平成32年度から小学校の英語教科の実施に備え、2年前倒しの先行実施についてお伺いします。外国語指導助手を中学校4名、小学校6名、計10名を配置する事業ですが、募集の方法、給与、賞与などの待遇についてお伺いいたします。 2番目、中学生海外派遣事業についてお尋ねいたします。市内中学生を対象に海外派遣をする新規の事業については、国際化に対応した人材を育成する目的で行うとしています。派遣先はオーストラリアケアンズ10日間、募集人数、中学2年から3年生で10名を予定していますが、募集の方法、選考の基準について、また継続事業として考えているのかお尋ねをいたします。 2番目は、福祉・医療の充実について。地域福祉計画の策定事業についてお伺いします。現計画の見直しによる新しい地域福祉計画の策定する計画ですが、現計画の課題をどう捉えていますか。特に特養ホームの施設やホームヘルパー人員の不足の課題解決を計画にどう盛り込む考えであるかお尋ねをいたします。 3項目、便利で安全なまちについてお尋ねいたします。鉾田うまかっぺフェスタ開催事業について伺います。市内で生産、製造、加工されるものを一堂に集め展示、実演、販売し、市民の交流、中心市街地の活性化に寄与するために開催を計画をしています。町なかでの開催を計画をしていますが、場所、駐車場対策と駐車場の確保の検討の状況、参加者の予定者数、中心市街地の活性化のための企画をどのように考えていますか、お尋ねいたします。 4項目め、便利で安全なまちについて。道路維持補修事業についてお尋ねいたします。生活道路対策として、これまで採石敷きならし等による補修をしていた幅員4メーター未満の道路についても、今年度から現道舗装を視野に入れて維持補修費の軽減を図るとしています。町村合併後からの方針転換が図られ、市民からの期待の声もあります。今年度の現道舗装の工事の予定件数をお伺いをいたします。 5項目、誇れるまち、ブランドアップ推進事業につきましてお尋ねいたします。今年度においても鉾田市で生産された農産物のブランド化を推進することで、消費者の消費の拡大、そして鉾田市産の農業の発展、農家の所得向上を目指して事業の推進を計画をしています。これまでの長野県、東北地方の宣伝活動から、首都圏での宣伝に切りかえています。首都圏でのPR事業の計画についてお伺いをするとともに、施政方針においては海外を含めた販路拡大事業の展開の記載がありますが、今年度の計画につきましてお尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 高野 衛君の質疑に対して、答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) それでは、英語指導事業につきましてご答弁申し上げます。 外国語指導助手の募集につきましては、市の直接雇用ではなく、10名全てを派遣会社への委託により、人材を確保してまいりたいと考えております。給与、賞与等に関しましては、派遣会社から支払われることになりますことから、指導助手個々への支払い金額は残念ながらわかっておりません。委託料が4,039万2,000円ということですんで、単純に割り返しますと、1人につき400万円程度になろうかということで考えております。 派遣会社のメリットといたしましては、外国語指導助手が派遣前から十分な研修を受けている、また外国語指導助手の離職あるいは万が一指導力に問題があった場合でもすぐに対応ができるため、質の高い外国語指導助手を計画的に確保できる点がございます。外国語指導助手は、直接児童生徒と触れ合いますことから、人物的にも信頼できる方でなくてはならないというふうに考えております。また、10名のネイティブの外国語指導助手の確保につきましては、一般的な募集では困難であります。仮に集まったとしても、教育効果を考えた上での資質あるいは能力については、大きな差が生じてしまうというふうに判断しておりまして、派遣会社への委託としたところでございます。 なお、派遣会社の選択につきましては、3年に1度プロポーザルを行っておりますが、来年度、平成30年度は、現在の業者との契約を進めることになっておりまして、次年度につきましては、再度プロポーザルを行って派遣会社を選定する予定となっております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 指導助手の人員の確保については、派遣会社への委託ということで答弁ありましたけれども、市内にそういう資格を持って適格者である方を市内から募集をするようなことはできないものなのか、それが1点。 それと、小学3年生から4年生については外国語の活動ということになっており、5、6年生については外国語科ということで、授業の内容も違うのかなというふうに思いますけれども、その授業の違いをちょっと伺いたいと。 現在15校ですけども、小学校でいうと6人の助手ということで、どのような形で配置をするのか、その点もお尋ねいたします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。
    ◎教育部長(松金邦行君) まず、市内で有資格者がいないのか、あるいは市内での選任は無理なのかというご質問でございますが、来年度計画しております10名の方を指導助手して採用するとなりますと、市内の方で探すのは困難であるという判断から、委託によってより質の高い先生を確保するということを目的に計画をしたところでございます。 続きまして、小学校の3、4年生、5、6年生の授業の内容等につきましては、平成32年度から小学校の3、4年生の外国語活動並びに5、6年生につきましては外国語科を2年前倒しで先行して実施することによりまして、質の高い外国語指導助手を確保したいということでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 3、4年生の外国語活動というふうに説明書ではなっていますよね。ですから、その活動と、5、6年生については外国語科ということでこの説明がされておりますけど、その違いは何なのかと。 それと、答弁がありませんでしたけども、6人の助手を15校にどのような形で配置をするのか。1人で2校かけ持つとかですね、そういうことだと思いますけど、答弁が返ってきませんでしたので、改めてその点をお願いしたいと。 財源として、その他の財源で1,500万円を使うようになっておりますけど、この1,500万円というのは何なのか、基金なのか、その説明をお願いしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) まず、職員の配置でございますが、中学校へ4名、小学校へ6名と、あと助手の方ということで、助手の配置先につきましては、後ほどわかり次第ご説明をしたいと思います。 それと、財源の部分でございますが、基金を再編関連訓練移転等交付金事業基金の繰入金1,500万円を充当しまして、残りの2,539万6,000円につきましては、一般財源を充当するということで計画をしております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野 衛君、3回目ですので、これ。次の項目で。 ◆19番(高野衛君) たびたびで申しわけありませんでしたけども、3、4年生の外国語活動というのは、これは授業とはまた別なのか、その内容わかりますか。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 済みません。答弁漏れの部分につきましてご説明をいたします。 まず、活動というものにつきましては、例えば挨拶をする、歌を歌う、簡単なゲームをするなど、児童がやりとりをするようなものを指して活動とうたっております。外国語の音声を聞いたり、ジェスチャーなどを用いたりしてコミュニケーションを図りたくなるような活動を行っていくという内容でございます。 また、英語科につきましては、英語教育は英語を習得するために文法、あるいは文型など言語のルールを学ぶものでございます。一方、小学校の外国語活動につきましては、英語の習得が目的名ものではなく、先ほど申し上げましたように、英語を聞いたり話したりする体験的な活動を指すものでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 中学生海外派遣事業についてご答弁申し上げます。 中学生海外派遣事業でございますが、まず募集の方法については、4月に入ってすぐに、市立中学校4校を通じて中学2年生及び3年生全員に募集要項を配布するとともに、私立中学校に在籍する生徒にも周知できるよう広報、ホームページ、全戸回覧で周知徹底を図りたいと考えております。 次に、応募資格といたしましては、市内在学の中学2年生及び3年生とし、保護者の理解と同意があること、心身ともに健康であること、規律ある行動がとれること、地域社会に貢献しようとする意欲があることなどを考えており、部活動等の兼ね合いもあることから、所属する学校長の同意を得て、4月末日までに応募するものとしております。 次に、選考方法につきましては、選考委員会を組織し、書類審査及び面接による選考を考えております。 最後に、本事業につきましては継続的に実施してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 派遣先としてオーストラリアケアンズ、ケアンズというのはケアンズ市という意味なんでしょうかね。この場所を選んだ理由は特に何かあるのか。 それと、2,500万円、その他の財源として計上されておりますけれども、この財源というのはどういう財源なのかお尋ねいたします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) まず、ケアンズを選んだ理由でございます。まず、一番は、英語圏であるということと、オーストラリア自体が安心安全な地域であるということと、過去にほかの自治体でも多くの自治体がオーストラリアケアンズでホームステイをしているということで、いわゆる受け入れ側もそういうような実績があるということでございます。 それから、財源でございますが、ふるさと創生事業基金を予定しております。以上でございます。          〔「次お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 地域福祉計画策定事業についてお答えいたします。 平成30年度をもって計画期間が終了する第2期鉾田市地域福祉計画では、9つの主要課題が挙げられております。1、地域や健康、福祉について一人一人が考える機会を確保する。2、地域で活動する人材や組織の育成。3、一人一人の主体的な活動を活性化する。4、地域での相互交流の活性化を図る。5、地域で支え合う力を高める。6、適切なサービス利用促進を図る。7、安心して暮らせる生活環境の整備。8、経済的な支援の充実。9、相談支援体制の充実です。これらの課題は、一部に改善が見られるものの、より深刻化している課題も多いかと思われます。 来年度中に策定を予定している地域福祉計画では、本年度策定中の鉾田市高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画及びその他の計画との調和を図り、かつ福祉・保健・医療及び生活関連との連携を確保していくことが求められておりますので、具体的な課題につきましては、現計画に対する進捗評価を行いながら、地域福祉計画推進委員会等の場で議論していきたいと存じます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) その課題と施設の特養ホームやホームヘルパーの人員不足のこういう解消に向けての課題というのも大きいということで、先ほどその質問をしたわけですけれども、それらの計画をどう盛り込むのかと、そこら辺の課題をですね。それらについてまだ答弁がありませんので、お願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 施設やホームヘルパー等の課題は大きいかと思いますが、まずは現計画の進捗状況等の評価を行うことが重要であります。また、計画策定から5年目となりますので、この間の社会環境の変化により、新たな課題が見出される場合も考えられます。これらの手順を踏みながら、策定委員会等の場でご指摘の内容も含め議論されると考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 市長にお尋ねしたいと思うんですけども、以前から私繰り返し取り上げている問題で、こういう特養ホームなどの施設の不足の解消ということで、以前にも質問したときに、この福祉計画の中で策定をしていくので、解消に向けては、具体的にはそれからであるというような回答をいただいたところでございますが、この入所を希望して待機をしている方、本当に深刻な状況だと思います。一日も早く入所したいと、こういう声もたくさんあるという中で、やはり計画をまずつくらないと、それに基づいて待機者解消に向けての具体的な段取りをしていくんだということにはなっているわけですけど、今年度、計画をつくってですね、早くても来年以降なわけですよね。今年計画して来年建設というのは、これまたなかなか難しいかなという感じも実際はしますね。しかし、この介護の問題は本当に一日も待てないような状況ということを考えると、今年計画し、来年解消に向けて具体的な建設の計画をもう一日も早く考えてもらいたい、そういう面では市長にぜひとも早目の対応でこの施設の不足の解消に取り組んでいただきたいと、市長からもぜひ答弁をいただきたいと、このように思います。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 高野議員初め待っている方々、入所を待機している方々の部分を含めて、前向きに行きたいと思っております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) それとですね、福祉計画の策定に当たって、業務一式の委託というふうにこうなっておりますけれども、どこの部分まで委託を考えているのか、前回もやはりこのような形で業務委託、この作成に当たっての一式委託というのは、やはり同じようにやられてきたのか、アンケートとかいろいろやることはたくさんあるかと思うんですけど、どこら辺までの業務委託なのか、その点をお尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) アンケートも含め策定までを委託します。          〔「次お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) それでは、うまかっぺフェスタについてご答弁申し上げます。 初めに、開催場所でございますが、これまでの一般質問でもご答弁したことでございますけども、まずメモリアルホールやすらぎの交差点から石材店がございます宮下交差点までの県道区間約900メートルを歩行者天国として開催する計画をしております。 また、駐車場対策と確保ということでございますけども、現在9カ所ほどを予定してございます。市役所、それから大洋、旭両市民センター、それから総合公園、それから県の機関、あるいは各小学校の駐車場のほうも借用したいと考えております。 また、参加予定者数でございますけども、会場等のスペースを考慮いたしまして、店舗数については約70店舗ほどを見込んでおります。また、集客の人数につきましては、昨年度開催されました商工会の青年部のほうでやったにぎわいまつりで約1万人の集客があったというふうなことを聞いておりますので、それ同等、またはそれ以上の誘客に努めたいと思っております。 それから、中心地の活性化の企画の考えということでございますけども、これについてはイベント後に、また継続的に商店街を訪れていただけるような企画も検討材料として、今後の実行委員会の中で調整を図っていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 予算についてなんですが、昨年はこのうまかっぺフェスタ1,600万円、今年度は1日、半分なのに1,300万円、そういう比較をしてみれば、1日でも少しかかり過ぎではないかなと、こういうのが単純な疑問としてあるわけですけども、それはどうなのか、それが1点。 2つ目は、1日開催ということで、部長さん、雨天の問題があるかと思うんですね。これまでも鹿島灘海浜公園2日計画し、雨のために1日になってしまったというのがありますけども、この1日だけの開催で、その雨になって、あるいは台風のような状況になっちゃったりですね、気象でできないような、中止になってしまうような危険性が心配されるかなというふうに思うんですけども、そういう面ではこれだけの予算を1日で1,300万円かけて2日間できないものかなと、このように考えますけど、それはどうかと。 それと、説明書の中では、市民との交流ということが書かれていて、市外からのですね、お客さんを呼んで、大いに鉾田市の産物をPRするというような、そういう説明にはなっておりませんけれども、この市外からのお客さんをどのくらい考えているのか。先ほどの説明だと1万人というような人数なんですけど、これは昨年から比べるともうかなり少ない数だと思うんですよね。3分の1くらいですか。ですから、鉾田市の農産物、このPR、市内外に発信するということになれば、少し規模がちょっと小さくするのは少し寂しいかなというふうに思うんですけど、やっぱり先ほど言った市外からのお客さんというものをどのように考えているのか。その3点お願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) それでは、3点についてご答弁申し上げます。 まず、1点目の予算でございますけども、先ほど石津議員のほうにもご答弁申し上げたものと重複しますけども、まず2日開催してきたものが1日になったということで、これまでうまかっぺ鍋であるとか、それから野菜配布とか、そういった行事がありまして、そういった需用費関係が72万円ほど減額になっております。 それから、委託料といたしまして262万5,000円の減額になってございます。この委託料の減額の理由といたしましては、ステージ設営費であったり、あるいはこれは増額になる部分もあるんですけども、警備の委託料、こういったものもこの減額の要素の中に入ってくるものでございます。 それから、2点目の台風等で1日の開催ではどうなのかということでございますけども、一応今現在の予定といたしましては、10月の14日の日曜日を予定してございます。もし議員がご心配されているように雨天とかの荒天の場合はどうするのかということでございますが、一応事前に、もうこの時期ですから、当然台風というのも予想されますので、予備費といたしまして翌週の21日を一応予備費としては考えてございます。今のところはその1日の開催ということでの日程になってございます。 それから、3点目でございますけども、これは市内の交流ですか、市外。          〔「市外」と呼ぶ者あり〕 ◎産業経済部長(小沼三男君) 市外ですか。これは、市外の交流ということでございますけども、これは市内もあわせてということでご理解いただきたいと思います。市内だから市外だからというような区別のほうがちょっとなかなか判断が難しいと思いますので、いずれの来ていただいた方には、1日そこで楽しんでいってもらえるようなイベントになればと思っております。 それから、昨年度との参加人数というか、集客人数の比較でございますけども、昨年度につきましては2日間開催されまして、1日目で1万8,000人、2日目で1万7,000人という一応参加人数のほうを発表させていただいております。合計3万5,000人ほどの人数でございますけども、今回については1万人以上ということで、できる限りの誘客には努めていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 他の議員からも1日ではもったいないんではないかと、2日やってもいいんではないかと、テントを借りるにしても2日借りても1日借りても費用的には変わらないものとか、そういうものもまだたくさんあるかと思うんですよね。ですから、その1日というのもね、2日というのは考えられないものか、検討委員会の中で、これはもう決定ということなんでしょうか。よく日程等もさらに実行委員会等の中でも検討することはできないものか、いかがなものですか、2日開催というのは。もう決定なんですか。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) 2日考えないのかということでございますけども、今現在では1日ということで考えております。実行委員会の中でも最終的に決定はしますけども、当然歩行者天国で開催する予定でございますので、警察のほうとの協議も当然あります。それから、沿線住民の方の協力も当然必要ということもありますので、現在のところは1日ということで考えてございます。以上でございます。          〔「次お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) 4メーター未満の道路の舗装整備につきましては、これまで、実施していませんでした。今回、このような道路の舗装も行っていくこととしましたことから、まずはこれまで砕石の敷きならし等により、毎年、複数回補修をしていかなければならないような道路から着手をいたしまして、維持管理費の軽減を図りたいと考えています。 舗装の幅員等につきましては、地籍調査等で確定した道路用地幅員内となります。ですので、隣接地権者には、これは場所にもよりますけども、路肩やのり面対応等のご協力をお願いせざるを得ないところとなりますことから、これらの調整の整ったところから整備を実施していきたいと考えております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 具体的に、例えば3路線だとか4カ所だとか、何かそういう具体的な見積もってはいないんでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) 現在考えているというんですか、先ほど複数回補修等をせざるを得ないところということでご回答しましたけども、そういう路線で一応5路線ほどは考えております。以上です。          〔「次お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) それでは次に、ブランドアップ推進事業についてご答弁申し上げます。 まず、首都圏でのPR、集約の今年度の計画についてでございますけども、首都圏のPRにつきましては、これまでも答弁もさせてもらっておりますけども、まず大手百貨店等での販売プロモーション活動、あるいはSNS等を活用したPR活動などを実施いたしまして、鉾田市農畜産物の知名度向上のために進めていきたいと考えております。 それから、2点目の海外販路拡大という点でございますけども、農家の所得向上をするためには、高い農業技術を生かした質の高い農畜産物の生産、付加価値向上等の有利販売、安定した販路の確保・拡大等が重要でございまして、販路拡大の一つとして海外輸出が考えられるところでございます。 農産物の海外輸出に関しましては、生産団体の意向を踏まえまして、商談会あるいは展示会等、積極的な情報提供、それから情報発信、支援等を行いまして、もうかる農業の推進を図っていきたいと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 高野 衛君。 ◆19番(高野衛君) 昨年から比べて予算上は40%ほどの減少ということで、やはり鉾田市の農業生産が全国今2位になったということで、次の目標はやはり目指すところは1位だと思うんですよね。そういう面では農業のこのブランド、鉾田市のPRについてもですね、予算を減らさず、やはり効果的なPRをすればですね、さらに発展する可能性が大きいんじゃないかと、このように多くの方が見ているかなというふうに思うんですが、そういう点で先ほどの答弁でですね、ほかの議員の質問で、昨年はPRに6回、今年度は10回宣伝活動も考えているという答弁があったかと思うんですけど、回数はふえていてもですね、予算は減少ということで、どんな宣伝をするのかなというところとですね、首都圏といってもいろいろあるかと思うんですけども、どういうところで宣伝活動を実施をするのか、それらについてもお願いしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) まず、どんな宣伝をするのかということでございますけども、今現在計画している段階でございますけども、首都圏ということですので、東京都、神奈川県方面のほうでのそういったPR活動になるかと思います。具体的には、量販店であったり、あとは各駅であったり、そういうところの場所をお借りしまして、今現在のものですと、主にメロンになってしまうんですけども、そういったメロンフェアとか、そういったものも考えております。 あとは、有名シェフによりますそういった料理人ですか、例えば鎧塚さんであったり、HATAKE AOYAMAの神保さんであったりとか、そういった方に、都内の人気店において鉾田市内の農畜産物を使ったメニューフェアとか、そういったもので展開をしていきたいと考えております。 あと、場所ですか。場所は、今言ったことと重複しますので、以上であります。 ○議長(井川茂樹君) 高野君。 ◆19番(高野衛君) 宣伝回数は昨年よりも多いということなんですけども、予算上は40%減少だということでですね、効果的な、東京都、神奈川方面、いろいろ今計画中だというようなことですので、宣伝にもこれまで以上に頑張っていただきたいと。 それと、これまで加工品の開発というのも相当力を入れてやってこられましたけども、岸田市長においてはそういう加工品の開発というような考えというのは持っているのか。加工品開発はもうこれで大体終了ということなのか、そこら辺はいかがなんでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) 加工品につきましては、現在の認証品といたしまして33品目ございます。それと、推奨品といたしまして23品目がございまして、これらの協力していただいている企業は17社ございます。この17社におきましては、いろいろな加工品を開発していただいて販売していただいているところでございますけども、今後につきましてもこの企業のほうに協力していただきまして、さらに加工品の販売促進のほうにはやっていただくように働きかけはしていきたいと思っております。以上でございます。          〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 高野 衛君の質疑を終了いたします。 次に、髙埜栄治君。 ◆1番(髙埜栄治君) 1番髙埜栄治でございます。通告に基づいて2点の質問をさせていただきたいと思います。 予算特別委員会には、市長が不在となるということですので、この質疑機会をいただきまして、市長の考え方をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 1つ目として、危険施設周辺交付金補助金の予算執行計画並びに国庫支出金等による財源確保の経緯についてということでお聞きします。 本市では、2つの大きな危険施設に近接していることから、市民はその危険リスクの中で毎日不安な日々、そして大きなストレスをこうむりながら生活を余儀なくされています。その代償として、さまざまな迷惑料的な予算がですね、自治体を通して危険区域住民に還元されるよう、交付金などの形で配分されているわけです。 鉾田市はですね、東海第二発電所どころではなくてですね、間近に大洗町の原子力施設を背負っております。事故の実績もあり、発電所という名称ではないから公になっていないものの、その業務の性質や規模は違うというものの危険リスクは同じと思われます。 また、百里基地は、NHK朝のテレビ小説、ちょっと前は「ひよっこ」ですかね、地元の番組でしたけど、今は「わろてんか」の放送時間帯になるんですけど、この時間帯はですね、戦闘機がビュンビュン本当に爆音を立てながら離陸、旋回し始めます。第2種地域は、低空飛行になるもので、やはり家屋が振動でですね、音を立てることもあります。 昼もちょうど皆さんゆっくりしたい、その零時30分から一斉に離陸、旋回が始まります。夜8時までですね、その訓練は続きます。防音工事などをしていただいているわけですけれども、音が若干少し遮蔽されている、そういったところぐらいでですね、その飛行機、戦闘機がいつ落下するかわかりませんし、先日も陸上自衛隊の部品が落下しましたけれども、本市地域についてもですね、百里飛行場の戦闘機の部品等、あるいは民間機もありますけれども、落ちてくるか、そういった不安な毎日を強いられているところです。 市長も恐らくその騒音の実態はわかるかなと思うんですが、巴、秋津、そして旭地区ですね、ここ1年の飛行ルートについて、ぜひこの実態を肌で感じていただく機会を設けていただきたいと思っているところです。 このリスク負担の対象となっているのがですね、FBR実験炉「常陽」等の原子力施設及び航空自衛隊百里基地周辺危険地域に係る交付金補助金となるわけです。 さて、この使途についてですね、平成29年12月の第4回定例会の一般質問及び昨日の補正予算審議でもですね、危険地域への環境整備及び地域振興に使うことについて質問して、検討協議する旨を回答いただきましたけれども、新年度予算案ではですね、なかなかその実態が見えておりません。 そこで、歳入歳出合わせて原子力地域振興事業費補助金、電源立地地域対策補助金、原子力発電施設等緊急安全対策補助金、特定防衛施設周辺整備調整交付金、再編関連訓練移転等交付金等についてですね、過去3年間の危険地域への使途割合と、新年度において予算化した段階で、どのように協議、そして決定していったのかですね、市長の考え方、特に市長の考え方が反映されているのかどうかですね、その辺のところをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、岸田市長は、記者会見でですね、最初の予算編成については上出来ということで発言されておりました。写真が載ってなかったんですね。市長がどういう気持ちでどういう表情でその取材に応じたのかわかりませんけれども、本当に自画自賛した記事としてですね、報道されました。しかし、その財源確保のための努力の過程というのは見えておりません。市長は、行政改革を第一にということでうたっております。しかしながら、市長からこのような予算を削減して新規事業の財源としたよと、あるいは国のこういう予算をですね、補助金、交付金をかち取った、今回予算に反映したよと、そういった自信ありげな、勝ち誇った声が市長から聞かれてないんですね。トーンダウンしているのかなというふうに思っております。ただ単にですね、その市税のほか宛てがわれた交付金や補助金、先ほど申し上げたように、相当その危険地域の負担に基づいた予算等ですね、それから基金の取り崩し等によってその財源を配分したにすぎない予算なのかなと感じるところがございます。 そこで、今回の予算編成でですね、岸田カラーを出すためにどのような国県支出金等を確保したのか。それから、歳出についてですね、どういった改善をして財源を生み出したのか、ぜひありましたらそのご説明をこの予算の中でお聞きしたいと思います。ないのであれば、今後ですね、あるいは現時点で考えているその改善策を示していただきたいと思います。 特に、市税あるいは交付金の確保では、現状分析と優良な納税者、納税方法が必要となっております。特に市民税、固定資産税、入湯税及びゴルフ場利用税交付金等についてですね、現状についてその改善策についてですね、取り組みのあり方を伺いたいと思います。 また、地方創生推進交付金等、関係予算の活用があれば、そちらについてもご説明いただきたいと思います。 さらに、土木費の中で道路新設改良費がございます。こちらについて国庫支出金の利用をされているということですけれども、人件費を引きますとですね、私の計算では約30%ぐらいがその国県支出金等の利用になっているのかなと思っております。こちらについてもう少しですね、そちら活用、5割弱ぐらいをめどにその確保できなかったのか、こちらについてご説明いただきたいと思います。 次に、2つ目として、農畜産業に加え水産業を含めた産業振興及び次代を担う児童生徒への郷土の食の魅力と誇り、醸成への取り組みについてということでご質問させていただきます。 1つ目としてですね、鉾田市の農畜産物の生産並びに市場流通での位置は、本当にJAさん、それから任意組合並びに個人事業者さんの皆さん方の本当に懸命な努力によりまして、高い評価を得ているかなと、そして有利販売につなげているのかなというふうに感じます。 岸田市長も農業のみならず畜産業も含めた産業振興について強調されております。本当にいいことかなというふうに思うんですけれども、今回の予算を見ると、そのようにちょっと感じることができないのかなと、耕種野菜農業の関係、ブランドアップもその辺のことを中心に予算化してあるように感じますし、畜産業並びに本市の特徴でもある水産業振興についてはですね、いわゆる防疫ですね、いろんな動物の伝染病とかそういう予防の関係、あるいは関係団体等の負担金、そういったもので形骸化した若干の補助金等のみが示されているのみしか見えてこないわけですね。その中で農業振興費1億4,859万1,000円、畜産業費562万9,000円、水産業振興費、さらに少なく、こちらについては172万9,000円という形になっているところです。この予算の中でですね、独自の事業をどのぐらい取り組んでいるのか、あれればお示しいただきたいと思います。 それから、諸先輩方からたくさん質問が来ておりますブランドアップ推進事業ですけれども、こちらについて総合的な予算になりますと、4,377万6,000円でございます。こちらについて新規内容があれば、特に外国向けの輸出等がうたわれているのかなと思いますが、さらに詳細なご説明をいただければと思います。 最後になりますけれども、鉾田市では学校給食で次世代を担う園児、児童生徒に対して郷土の食材を生かした鉾田の日ですかね、そういった特別な日を設けてですね、地元の食材を提供していると、利用した特別なおかずなどをつくっていらっしゃるということなんですが、しかしその提供料理を見るとですね、私の知っているチラシ全部見たわけではございませんけれども、栄養士さんの創意工夫、調理師さんの努力もありますけれども、一部野菜とか銘柄豚しか使われていないのかなと思います。そういった中で予算が限られ、子どもたちが鉾田市の味を感じる内容には至っていないのかなというふうに感じます。児童生徒が郷土の野菜のみならず銘柄豚やコイ、ワカサギなどですね、本当に味わえる積極的な導入はほとんどできていないのが現状かなというふうに感じているところです。 市長は、今回給食費の減額を実施されました。子育て世代の負担軽減を優先させたわけですけれども、こちらについてはそれなりの評価があるのかなと思いますけれども、やはりこれから本当持続性のある鉾田市を考えたときにですね、将来を考えたとき、さらにいろんな経済的な効果を見据えたとき、市費を追加してですね、給食の充実を図るべきと考えます。今若いこの子どもたちにですね、郷土のおいしさを伝え、児童生徒にその魅力を感じてもらって、鉾田市を誇りに思って成長していただく必要があるのかなと思います。 学校給食施設費の中で4億4,326万9,000円あります。その中の需用費で賄材料費、これが実際のいろいろ調理に使う材料に当たるのかなと思うんですが、これは1食当たりと児童生徒、園児数で積算しているのかなと思うんですが、昨年に比べて減額になっています。そうですね、旭の給食センターのほうでは9%ですかね。こちら鉾田では4%の減になっています。これについては単なるその園児、児童生徒数によるものなのか、確認をさせていただければと思います。 その財源の中で歳入の学校給食納付金については、その他の財源で組み込まれているわけですけれども、もう少し市が積極的に子どもたちにたくさん鉾田のおいしさをやはり予算をかけてもですね、こちらの機会を多く持つべきかなと考えますが、こちらの予算の内容について市長の考え方を伺いたいと思います。 以上、2点についてよろしくご回答いただきたいと思います。再質問は自席で行います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 10分間休憩いたします。                午後 1時57分休憩                                                        午後 2時07分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 髙埜栄治君の質問に対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、過去3年間の危険地域への使途割合と新年度予算化の協議決定経過についてご答弁申し上げます。 原子力関連交付金及び防衛関連交付金等の使途につきましては、さきの一般質問でもご答弁したとおり、危険地域周辺の環境改善はもとより、鉾田市全体とし市民の利便性向上と、均衡ある発展を目指して、交付金の積極的な活用に努めてまいりたいと考えております。 初めに、平成30年度当初予算における防衛関連交付金の活用の状況でございますが、特定防衛施設周辺整備調整交付金や再編関連訓練移転等交付金などの防衛関連交付金につきましては、危険地域を百里飛行場周辺の騒音第1種区域以上の区域と仮定いたしますと、道路関係において特定防衛施設周辺整備調整交付金事業といたしまして、市道旭1-13号線、市道7-65号線、市道8-359号線などに活用し、福祉関係においては、老人福祉施設改修事業といたしまして、ワークプラザの改修事業に対し交付金の活用を予定しております。 そのほか、危険地域周辺のみならず、鉾田市全体の市民の利便性向上と均衡ある発展のために交付金等の活用を予定しております。 また、過去3年間でございますが、平成27年度から平成29年度の危険地域への使途割合でございますが、特定防衛施設周辺整備調整交付金で5億7,738万8,000円活用し、うち第1種区域以上の地域では1億8,300万円、31.7%、再編関連訓練移転等交付金では2億6,849万3,000円を活用し、うち第1種区域以上の地域では1億3,173万7,000円、49.1%、民生安定補助金では2億2,501万3,000円を活用し、うち第1種区域以上では1億3,266万円、59%を事業に活用しております。 次に、平成30年度当初予算における原子力関連交付金の活用状況でございますが、旭スポーツセンター改修工事、市道旭3010号線改良事業などに2,579万3,000円を活用しております。なお、危険地域を大洗町にある施設から8キロメートル圏内のUPZ圏内といたしますと、全額危険地域に活用しているとともに、過去3年間においても全額危険地域において活用しております。 次に、予算への反映でございますが、危険地域周辺地区からの要望や総合計画実施計画の各課ヒアリング、新年度予算要求の内容を精査し、各方面での調整が済み、事業化が可能なもので、交付金等の目的に合致したものに対し交付金を活用し、市長を含め庁内での協議を経た後、議員の皆様に当初予算案としてお示しをしております。 次に、原子力発電施設等緊急安全対策補助金でございます。当該補助金として計上しておりますのは、原子力防災活動資機材の維持管理等補助金でございます。対象事業といたしましては、茨城県より貸与を受けております原子力防災資機材を適切に維持管理するため、その資機材の修繕もしくは更新に伴う処分等の費用であり、補助率10分の10、上限は15万円でございますが、過去3年間に鉾田市で修繕や処分に係る費用を支出した実績はございません。 次に、広域避難計画普及啓発等補助金194万4,000円でございますが、対象事業といたしましては、広域避難計画の策定に係る事業・調査費、会議費、周辺住民に対する説明会等開催費、周辺住民に対する計画の普及・啓発に係る事業費です。来年度実施予定の事業といたしましては、周辺住民に対する計画の普及・啓発や避難に係るガイドブックのようなものを作成する費用に充てることを見込んでおります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 髙埜栄治君。 ◆1番(髙埜栄治君) 詳細なご説明ありがとうございました。危険地域への利用の推移が詳しくわかりましたので、今後とも危険地域への配慮というんですか、ぜひともお願いしたいなと思っております。 それから、特防並びに再編交付金等についてなんですが、こちらについては追加配分があった場合なんですが、こういった場合についてのなかなかすぐ、一応決めておかないと、すぐ執行に至らないケースがあるのかなと思うんですが、これについては基本的に基金を考えていらっしゃるのか、あと私ども一般質問でやらせていただきましたけれども、鉾田市全体が今なかなかその飛行ルートになっているということもあって、そういった測定器等の購入なども検討いただけるのか、そこを確認したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) まず、追加配分の件でございますが、追加配分いただいた時期にもよりますけども、該当する事業があればそれに該当したい。さらに、ないときには基金に積み立てたいということでございます。騒音測定器につきましては、昨日もお答えしたとおり、積極的に使えるようにしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、答弁願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 岸田カラーを出すためにどのような国庫支出金を確保、あるいは歳出の改善をしたかについてご答弁を申し上げます。 予算編成に係る歳入における国庫支出金の確保、歳出の改善による財源の確保についてでございます。1点目の市税等確保のための改善方法につきましては、数年かけて取り組むべき課題であり、各自治体ともに各種政策を講じて市民、企業等の所得や収益を上げ、市内経済の活性化を図ることによって、税収の確保、増収を目指すことが通常であり、予算編成時の短期間に税収の増を見込むことは困難であります。現時点で対処できることは、適正な課税及び徴収率を上げることと考えております。 2点目の地方創生推進交付金等、関係予算の活用計画につきましては、平成28年度に3カ年の事業計画を国へ提出しておりますことから、原則として、計画の趣旨を尊重しつつ、変更可能な部分については、適宜指示し事業を実施してまいります。 そのほか、国庫支出金の財源確保としましては、予算編成方針において、各部課長に対し貪欲に国庫支出金を獲得するよう指示を市長がいたしました。国庫支出金の獲得に当たりましては、通常、前年度以前に事業計画を提出し、補助採択を受けて予算化となります。このため、補助金を受けられる可能性のある事業は、来年度以降に繰り延べしたものも多数ございます。また、国土交通省や環境省などに対して陳情しているものもありますので、今後、補正予算、来年度予算で補助採択を受けられたものについては、随時提案してまいります。 3点目の土木費の国庫支出金の割合がもっと高められないかというご質問でございます。平成29年度の県内32市の道路新設改良費に対する国県支出金の充当割合の平均は20.4%、鹿行地区では、鹿嶋市28%、潮来市19%、鉾田市18.6%、行方市10.4%、神栖市ゼロ%でございました。鉾田市の平成30年度の割合は27.3%となっており、昨年度と比較して大幅に改善しているとともに、平成29年度の数値で比較しますと、県内では上位、鹿行地区では2番目に高い割合となります。さらに、国庫補助額では、鹿行地区では一番多く受けている状況にあります。 しかしながら、他自治体同様、道路関係の補助金は、社会資本整備総合交付金に依存しているところが大きく、例年、要望に対する補助内示額が約半分以下という状況でございます。本市においては、防衛省関連、原子力関連の交付金等を活用することが可能ではあるものの限界がございます。このため、交付税措置のある合併特例債の活用のほか単独の老朽化対策事業に充当可能な公共施設等適正管理推進事業債、交付税措置約50%の活用に向けて、その前提要件である道路個別計画の策定経費を平成30年度予算に計上しております。これによりまして、平成31年度以降、計画的に幹線道路の長寿命化を図っていくことが可能になると考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 髙埜栄治君。 ◆1番(髙埜栄治君) こちらについてもですね、詳細なご説明ありがとうございました。今後も国庫の関係の利用を積極的に取り組んでいただければと思います。 その中でですね、1~2点、先ほども総務部長からありましたように、税収アップとなると、やはりその地域の経済の活性化等を図ってですね、やはり個人市民税、法人市民税等のアップを狙わなければけないかなというふうに思います。徴収率を高めることが今のところ現状かなというお話でしたけれども、その中ですね、固定資産税、こちらについて、本市においては全棟調査をしてですね、家屋の滅失分も含めて、そういったことを実施して、正確な適正課税というんですかね、こちらについて努めていらっしゃるのかどうかということですね。 また、償却資産では、本市では太陽光発電についても航空写真を使ったり、経済産業省への売電申請実績の照会を図って、詳細にわたって調査をした上で申告を促しているということはお聞きしておりますんで、その努力については敬意を払いたいと思うんですけれども、そのほか個人事業者のですね、あとは法人の償却資産の申告を促すための形なんですが、どのように進めていらっしゃるのか、所得税の申告においてですね、減価償却等のですね、そういった軽減措置をとった方ですよね。基本的に申告の義務はあってもですね、免税点が高いので、賦課されるとは限りませんので、その辺のところの適正課税のための努力のありようをお示しいただければと思います。 また、気になるのがですね、今公道を走るトラクターですね。ナンバーをつけないで走っている場合ということで、事故があったときに保険の問題とか道路交通法の問題があってですね、すごくマイナス要因が出てしまうので、そういった車についてはですね、今回償却資産の登録もするトラクターというのは限られてしまうんですが、そちらに登録申告していただけるかですね、あるいはやはり公道を走る場合は、軽自動車扱いの登録を促していただければと感じているところです。 そして、地方税法408条の規定によってですね、市町村長は、固定資産評価員、恐らくこちらについては任命してないんで市長が兼ねる形だと思うんですが、または固定資産評価補助員に当該市町村所在の固定資産の状況を毎年少なくても1回以上ですね、実施に調査させなければいけないということをうたっております。これについてどのような形で調査を促しているのかを確認したいと思います。 それから、入湯税なんですが、こちらについては確かに恐らく150円でしょうかね、1回につき、小さな小さな積み重ねがですね、全体の市税になっていくのかなと思うんですが、こちらについてやはりその利用の促進しかないのかなと思うんですが、こちらについてのその入湯税の増加策などがありましたら、ご説明いただきたいと思います。 それから、ゴルフ場利用税交付金なんですが、こちらについてはプレイ料金、ホール数などで決定するわけですが、本市には3カ所ゴルフ場があって、1カ所が1,200円、2カ所が450円ということで、そちらのうちの県が3割、本市が7割納めていただける形になります。2,000万円前後の本当に貴重な財源かなと思います。市単独の事業を起こせるわけですので、こちらについてもですね、その利用税の拡大手法などありましたらご説明いただければと思います。 それから、先ほど地方創生推進交付金については詳細わかりましたので、こちらについての施設整備の交付金ですかね、こちらなんかも今後利用をこれからできる可能性があるのかどうかですね、産業振興にもつながるかなと思うんですが、その辺のところの確認と、土木費についてのもわかりました。今回、鉾田のインターチェンジができまして、いまだに道路標識、案内板ですね。鉾田市の公共施設の案内板がございません。これは、土木費でやるのか、企画のほうの計画の中でやるのかわかりませんけれども、この辺について、本来はインターチェンジ開通はわかっているので、本来は設置すべきだったのかなと思うんですが、こちらについてご回答いただければと思います。 ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(伊東洋治君) 固定資産税関係で幾つか質問がございまして、家屋の滅失というお話ありました。家屋の滅失につきましては、当然各個人から申請を受け付けなければ滅失という形になりません。また、登記されている家屋であれば、滅失の登記なりすれば当然法務局のほうからそういう通知に基づいて滅失の確認はできることになっております。あとは償却資産の申告の関係でございますが、これは当然申告を促すようにこちらから償却資産を所有している人に対して申告してくださいという旨の通知をしております。また、あと確認できないものについては、極力航空写真なりを使ったりとか、あとは住民税の申告に基づいて把握できるものもございまして、そういったもので申告を促すというようなことも行っております。 あとは、トラクターのナンバー申告の関係ですけれども、これにつきましてはナンバーを受けていない人がいれば、当然償却資産に当たりますし、申告などにも使われていると思いますので、そういった把握のもとに申告を促すということが可能であろうかと思います。 あともう一つ、地方税法の408条の関係、ちょっと今頭にないもんですから、以上です。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) ゴルフ場利用税でございますが、これは何といいましても、ゴルフ場でプレイしていただかなければ入らない税金でございますので、ちょっとどういった対策があるかというのは、なかなかちょっと思い浮かばないんですが、おかげさまで私どもの地域は平たんな地域でありまして、大変ゴルフやるには適した地域でございまして、東京からも結構近いということから、多くの方がゴルフを楽しんでいるかと思われます。自治体としてどういった対策があるかというと、なかなかちょっと思いつかないもので、その辺は各ゴルフ場さんにPRをお願いするべきかなというふうに思います。 次に、地方創生推進交付金でございます。実は現在、4つの事業を取り組んでございます。鉾田グローカルブランディング事業、鉾田ブランド推進事業、それからラムサールに関する広域観光等推進事業、それから鹿行DMOプロジェクトの4つについて、それぞれ地方創生交付金を活用しております。ご提案のハードについてでございますけども、ハードについても制度上は活用できるものと思っております。以上でございます。 それから、サインの件なんですけども、これは当然、鉾田市に来た方が、特に場所がわかりやすいという意味で、それはどこの課が担当するとかは別にしましても、当然案内板として設置すべきものと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) それでは、次の質問にご答弁申し上げます。 前市政との改革・相違点の説明ということでございますけども、まず鉾田市の耕種農業、それから畜産業、水産業を営む経営体の数でございますけども、統計上によりますと、耕種農家におきましては2,546経営体、畜産業においては70経営体、水産業42経営体となってございます。 今回のご質問の農業振興費1億4,859万1,000円に対しまして、前年比較でかなり2億4,379万7,000円の減額となってございますけども、これは今回の補正予算にも計上させていただきましたが、産地パワーアップ事業の補助事業による減額が影響している比較の数字になっているところでございます。 農業振興費につきましては、このほかにも農業用プラスチック類の処理の支援であったり、それから生産力や販売力の向上を目的とした各種の補助事業というものでの予算の計上の積み上げがこの予算額のほうに反映されてきているところでございます。 また、新たに平成30年度といたしまして、前年度から比べまして新しい施策におきましては、GAPの取得費用への助成のほうを計画しているところでございます。補助金につきましては、約四十万円ということでJGAP、グローバルGAPの申請をされた方に対しての取得費用の助成を計画をしているところでございます。 あと各種団体のほうへの補助金の比率におきましては、特に大きな変動はございません。1つ大きな減額といたしましては、先ほどの小沼議員のほうにもご説明申し上げましたブランド関係の補助金が前年より40%ほど減額になっているところでございます。 それと、畜産業につきましては、前年比で約228万円ほどの減額となっているところでございますけども、この要因といたしましては、オーエスキー予防接種事業というものがございまして、それの補助金の段階的な削減のため予算減となっております。これは、家畜疾病防疫のための助成となっておりまして、家畜保健衛生所の指導のもと、平成30年度の清浄化達成に向けて現在は取り組んでいるところでございます。助成金でございますけども、これまで補助金のほうを助成しておりまして、平成28年度におきましては1頭当たり15円、平成29年度が10円、平成30年度は5円というようなことで、年々減額になっておりますけども、先ほど申し上げましたように、平成30年度の清浄化達成に向けて取り組んでいるところでございます。 あと各団体の補助金の増減は、特にございません。 水産業につきましては、前年と同額となっておりますので、これからも同等の支援等を行っていきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 髙埜君。 ◆1番(髙埜栄治君) それでは、その中で2つほど、畜産関係では、例えばふん尿処理のリサイクル、鉾田モデルとかですね、そういった関係機関、企業と開発等するそういった安心安全、衛生化を図るですね、そういった事業などはその予算の中には入っていないでしょうか。 それから、水産業関係で、現在北浦広域漁業協同組合大洋支部などは水産教室とかそういったものを自己財源でやっているんですが、こちらについてもですね、団体補助をすればいいとは思いませんけれども、事業を一体的に行政とやれるような、そういった仕組みづくりなどをこの予算の中で、ブランドアップ事業でもいいでしょうけれども、そういったことでは組み込まれることは可能なのかどうか、確認させてください。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) まず、1点目の畜産に関するモデル事業が今回の予算に組み込まれているのかということでございますけども、今回の平成30年度の予算に関しては、そういった事業のほうは計上はしてございません。ただし、今後につきましてもそういった家畜排せつ物の処理がありますので、そういった国県の事業がもしあれば、活用して推進をしていきたいと考えております。 2点目の北浦漁協関係でございますけども、その補助金のほうはございますけども、各団体のほうはその辺は検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) 先ほどの答弁の中で相違ということでございますけども、水産業については特に相違というのはございません。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 現在、当市の給食センターにおきましては、毎月1回から2回、鉾田の日を設定しまして、地場産の食材、主に野菜、豚肉を取り入れた献立の給食を提供しているところでございます。 児童生徒及び園児に必要なエネルギーと炭水化物、タンパク質、脂質、カルシウム等の栄養バランスを最重要視し、栄養面の考慮、そして子どもたちが残さず喜んで食べてくれるよう工夫をしているところでございます。 食材の購入につきましては、契約業者より見積書を徴取し、価格重視で購入をしておりますが、野菜類に関しては、地場産物を積極的に取り入れているところでございます。 また、銘柄豚につきましては価格が高いため、日常家庭の食卓で使用している地元産の豚肉を主菜や汁物に使用をしているところでございます。今後は、銘柄豚の使用につきましても、価格や回数を検討し使用していければと考えているところでございます。 また、コイ、ワカサギ等につきましても、郷土の伝統的な食材を伝えるという観点から、今後試食を試験的に実施させていただきまして、検討していきたいというふうに考えております。 また、旭地区で生産されていますコマツナの一種のあさひちりめんは、特産の食材として認識しておるところでございます。緑黄色野菜であり苦味も少なく栄養素もコマツナに劣らない食材でございます。こちらも今後積極的に使用すべく検討をしてまいりたいと考えております。 なお、予算の減額の部分につきましては、児童生徒数の減少によるものでありまして、提供する給食の材料費等を抑制したものではないものでございます。 いずれにしましても、今後も学校給食のメニューにはできる限り安全安心な地場産品を使用した中で、栄養バランスのとれた給食を提供していきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 髙埜君。 ◆1番(髙埜栄治君) 一番最初ですね、私申し上げたように、市長のですね、この機会は市長のお言葉をいただけるということで質問させていただいているわけなんですよ。ですから、ぜひ市長の考え方、最後になってしまうので、特に今給食の話ありました。子どもの成功体験とかですね、やはり幸福体験というのはですね、これ一生の宝物なんですよ。 今、教育部長からありましたけれども、予算はそれなりに確保してあるということなんで、私の言っているのは、高いのはわかっているんですよ。地場産品って高いのはわかっている。だからこそ、その子どもたちにおいしくて、ふるさとのおいしいものを予算を上乗せして使うべきだという話をしているんですが、全くそれについて触れておりません。だから、それは市長の考え方をここで明確に出していただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) その点は私初め議員の皆さんも同じかなと、私は両JAの組合長の方々に、何とぞ我が鉾田市の今給食センターのほうからの入札関係の部分で、なるべく地元のものをできるように、値段の部分もお願いできますかという部分を毎回お願いしているところであります。やはり地元ね、鉾田市民の皆さんは、やっぱり生産者は特に鉾田市で生産されたものが、やっぱり地元の子どもたちの口に入るということを願っていると思います。そういう部分で私もそれなりに努力しております。今後、そういう部分を踏まえての検討課題とさせていただきます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 髙埜君。 ◆1番(髙埜栄治君) 何か明確なお答えではなくてですね、上乗せするのかということを聞いているので、そういったことを考え方を示していただければしようがないのかなと、あと先ほど部長からもあって、ほかの倉川議員のときでしょうかね、質問の中で、学校給食会に材料ですかね、購入についてはそこを中心にということなんですが、これは今も見積もりは徴取しているよということなんですが、これ1社で独占的に納めているんでしょうかね。今、市長からもありましたけれども、地元JAさんのものを使うということも、その契約の仕様書の中に約束事を入れて納入ということも可能だと思うんですね。だから、そういった工夫はこれしているんでしょうかね。 ですから、先ほども銘柄豚なんかについてもですね、そういった納入方法も、確かに高くなってしまうかもしれませんけど、本当に子どもたちに鉾田市のおいしいものを食べさせましょうよ。どうですか、市長。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 髙埜議員の強い気持ちは、その子どもたちのためということで、これについてはすぐにでも前向きな検討に入りたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 髙埜栄治君の質疑を終了いたします。 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) 議員番号2番井川倫士です。予算に関する質疑の通告どおり質問をいたします。 今回は3項目で計5点ですけれども、基本的にはもう先輩や同僚議員の方たちから質疑があった内容もありますので、そこについては割愛していただいても構いませんので、お答えいただきたいと思います。 今回は、意図としては、基本的には新規の事業について聞いていきたいんですけれども、それは基本的なやっぱり考え方や方針というものを聞くためにお聞きしております。 それでは、質疑に入ります。1点目、人口減少対策事業についてです。これは、ようやく本市も昨年や一昨年ぐらいから本腰を入れ始めて、今回事業が拡大することになって、大変喜ばしいことであると思います。ただ、私、自分が移住・定住ということで、自分もUターンしてきた人間であり、こういった事業を積極的に取り入れてほしいということを今まで提言してきた責任もありますから、具体的にどんな事業なのかということをお聞きした上で、それでも改善しなきゃいけないところはきちんと指摘しなきゃいけないということで聞きました。ただ、本日の冒頭ですね、先輩議員の質問で、あらかたお答えはいただいているとは思うんですが、再度説明が必要なところなどありましたらお聞かせいただきたいと思います。 2点目の結婚支援事業の結婚新生活支援の詳細の説明ということだったんですけれども、これは先日の一般質問の中で同僚議員の方からいろいろな具体的な話があったと思います。その中でやっぱり今回一般会計の補正予算の中でも大幅減額があって、どうしても周知が難しかったというところがあったと思うんですけれども、それで今回改善していきたいと、金額もふやしたいという話がありましたが、窓口でですね、婚姻の届けを出したときの窓口での案内だけではどうしてもこれ周知していくのは難しいのかなという印象があります。なので、その他工夫しているところ、または今後改善しようと思っているところがありましたら、お答えいただきたいと思います。 2項目め、子育てカフェ開催事業についてです。事業費31万5,000円の中で報償費が25万5,000円となっており、これは基本的には講師代などが含まれていると思いますけれども、実際にどんな事業を行うのか、ちょっとイメージが湧きません。実際の内容や場所、時間帯などをどのように考えているのか、お答えいただきたいと思います。 本年度は、これについては1年目ということで、ある意味実験的なところがあるとき思うんですけれども、内容についてお聞かせいただきたいと思います。 3項目め、情報文書事業、情報機器変更事業についてお聞きしたいと思います。 1点目、最新のその情報文書、機器のシステム対応することは、職員の職場環境の整備や安全面を考えた場合、大変必要なことだと思われます。特にうちの職員の方たちにお聞かせいただいていると、パソコンが遅いとかサーバーが遅い、もう重いんだという話を議員になった時点から大変聞いておりました。そういった中でですね、新たなシステムに対応したり、パソコンに対応することは大変大事なことだとは思いますが、そのちょっと具体的なところをお聞かせいただきたいと思います。 特に、今回予算に関する説明書の36ページを見てみると、県などで使用しているファイル交換ソフトという話があったんですが、一般的なファイル交換ソフトというと、正直言って悪いイメージがあるわけなんですよ。というのは、ウイルスに感染しやすいのがファイル交換ソフトで、それ広がっているというのがあると思うんですが、これは多分恐らくメールの代替としての機能だと思うんで、ちょっとそのあたりを中心に教えていただきたいと思います。 2点目、庁内のインターネットシステム(メール、ホームページ閲覧等)が非常に使い勝手が悪いよということを職員の方たちから聞いております。多分、去年とかもう一昨年ぐらいに、大分システムか変わったようで、セキュリティ対策が強化された結果、通常だったらホームページは普通はパソコンから直接見れるのに、県のところに行って、かなりの手順を踏まなきゃいけないというふうに聞いてます。さらに、かなり重くでですね、メールで送られてきたものを単純にダウンロードするだけでも、そのファイル、ワードなどを見るだけでも1分、2分、3分どころではない、へたすれば5分ぐらいかかるようなんですよ。なので、これはちょっと、多分全国な流れの中でこのシステムが導入されていると思いますので、これは県とか国に要望していかないと、職員の方たちがすごく仕事がしづらいのかなと感じました。 特に何人かの職員の方に聞いているとですね、余りにもインターネットやメールが重いので、調べ物をするのに自分のスマホを使って調べているという職員までいるんですね。これは窓口の職員の方たち、多分自分で注意してやっていて、そこでスマホを使っている、市民から遊んでいるんではないかとか指摘されるのがちょっと怖いなというふうに感じるぐらい、ちょっとシステムに問題があるというふうに感じていますので、ちょっとこの点について市長の考えをお伺いしたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君の質問に対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) まず、人口減少対策について、多分先ほどちょっと答弁したんですが、途中でちょっと途切れた部分がありますから、さらに詳しく説明したいと思います。 移住体験ツアー及びセミナーにつきましては、首都圏にお住まいの方で鉾田市に興味がある方やUIJターンを希望する方に対し、今の鉾田市の状況や実際の暮らしを知ってもらうために東京都内でセミナーを開催し、あわせて日帰りツアーをそれぞれ2回実施する予定するものでございます。事業費としましては200万円を予定しており、地方創生推進交付金の活用を考えております。 次に、大学生連携促進事業ございますが、シティプロモーションの一環として、首都圏からの大学生との交流事業を予定しております。若者視点により鉾田市の魅力を発見していただき、地域おこしに関する具体的な政策提言をしてもらい、その政策提言についてふるさと自慢フォーラムとしまして発表会を開催、最優秀賞を決定するものでございます。事業費といたしましては560万1,000円を予定しており、地方創生推進交付金及び自治総合センター助成金を活用するものであります。 次に、移住・定住支援についてでございますが、若者・UIJターン促進助成事業を平成30年度からの新規事業といたしまして計上させていただきました。この制度は、本市への若者の移住を促進するため、過去2年以上住民登録をしていない方で、当該年度の4月1日現在で、40歳未満の方が新たに住居を取得した場合に、土地・住宅取得価格の1%、上限20万円でございますが、を助成する制度でございます。取得する住宅の延べ床面積が60平方メートル以上で、取得費用が500万円以上となるもので、本市に10年以上定住を見込めることが条件になります。事業費といたしましては、108万円を予定しております。 続きまして、結婚新生活支援事業についてご説明します。ちょっと今年から変更になった部分を説明いたします。まず、年齢制限が今年できます。これは、国が示してきましたもので、婚姻日における夫婦とも34歳以下であること、さらには世帯所得が340万円以下であることが要件となりますが、今度支給額が24万円だったものが、30万円に引き上げになります。平成30年度につきましては、20件の申請を見込んでおり、600万円の事業費を予定しております。こちらにつきましては、国の結婚新生活支援事業補助金を活用する予定でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) まず、1点、これ1個ずつということで大丈夫ですかね。1点目の移住・定住促進事業なんですけども、事業費としては担当の職員の方たちにお聞きしたところ、約1,000万円ということで、その半分が国の支出金や補助金などが見込まれるということで、大変ありがたい、いい事業に、財源をきちんと確保した上で、ある程度やっていただけるのかなと思ってます。 私は、やっぱりこの提案をしているのは、大きくは3つぐらいの理由が……このやってもらいたいといって、多分総合政策の提言でも私もさせていただいている内容の中にも入っていたと思うんですけど、3つ、私の中で目的があるんですね。1つは、単純に移住してきたり戻ってきてくれたり定住してくれる人をふやすと、これは当たり前のことだと思うんです。もう一つは、やっぱりこの地域にですね、どうしても人口動態なんかで少なくなっているのが、やっぱり高校を卒業して、結婚して子どもが生まれて帰ってくるまでの人たちの層がとてもちょっとどうしても薄くなっているのかなと、その人たちが地域にたくさん来ることで、いろんな人たちの交流が盛んになったり、あとは出会いが生まれることで、結婚がやっぱりそれで促されると、こういったことを私は念頭において提言をさせていただいておりました。 今回の内容を伺っているとですね、大学生を中心に首都圏からも呼ぶような内容が組まれていたり、その点は大変評価できるんですけれども、ぜひですね、もしこれから変更が可能であれば、地元にいるこういった同じような年代の方たちと交流してもらえるような事業もぜひその中で組み入れていただきたいなというのがあります。 というのは、3点目の目的として、こういった人たちが来ることでですね、地元の若者が地元の魅力をやっぱり再発見すると、より自分の地元に誇りを持つという効果も期待できると思うんですね。多分、先日ですけれども、鹿行DMOのアントラーズのDMOの中で、首都圏の大学生や地元の茨城大学生の中の交流した上でいろんな事業を行っているのをテレビでやっていたんですけれども、そういったようなイメージで私は考えていたので、ぜひこの事業においても、こういった事業をやっていただきたいと思っておりますが、そういった事業の中で地元の若者たちとの交流というのは、どの程度図っていくつもりがあるのか、この点をお伺いしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) ご提案ありがとうございます。ただ、この事業は、いわゆる交付金事業でございますから、その交付金事業の中でやれるもの、やれないものがあると思います。そちらを精査して考えてみたいと思います。以上でございます。
    ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) では、それは検討していただくということで、もう一点ですね、この中でですけれども、UIJターンの促進事業についてなんですけれども、ちょっと詳細、私わかっていない中で、説明伺っていると、ちょっと次の質問にも重複してしまうんですけれども、結婚新生活支援事業の中でも同じように住宅の取得や土地の取得の助成というのがあると思うんですね。これは、両方がダブルで支給されるということなのか、それともどちらかが優先されて支給されるということなのか、ちょっとその点お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) ちょっと確認をさせていただきたいと思います。これは、ここで両方できるという私の判断で、何かちょっと言えないので、ちょっと確認をさせてください。ただ、内容からすると、条件が違うので、どちらも該当するのかなと思いますが、ただその……結婚の関係は住宅取得の件にかかわりますから、そうですね。多分どちらか1つになるかと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) 部長、多分ご存じなかったようですが、担当の方に聞いたところ、どちらかが支給されると言ってました。 2点目の結婚新生活支援事業についてなんですけれども、やっぱり告知を工夫しないといけないと思うんですね。婚姻のときだけというと、なかなかこれ難しいんではないかなと思うんですよ。というのは、実は私、つい最近婚姻届を出した方に聞いたところ、こんなの渡されたかなと言っていたのですね、実は。では、どういうふうにすればいいかなと、私自身少し考えたところ、まず大きく2つほど考えられるのかなと思っています。そういったことをもう実行しているのかもしれないので、ちょっとそのあたりお聞かせいただきたいんですが、まずやっぱり子育て世代包括支援センターに最初にいらっしゃる方たちも、基本的には新婚でいらっしゃる方が多いと思うので、事業対象になる方も多いと思うんですけど、そういった連携はきちんとされているんでしょうか。そういった人たちにもきちんと提案していくというのは必要だと思うので、そのきちんと連携がとれているかどうかというのを確認したいのと、もう一つは、基本的にはこれ引っ越し費用や新規の住宅取得などが対象になっていると思いますので、地元の不動産会社や地元の建設会社の方もしくは銀行で借り入れをされる方もいると思うので、そういった民間企業の方たちに、ちょっと労力がかかってしまうので、なかなか協力が得られないのかもしれませんが、そういった方たちからも案内していただくようにチラシをそういった店舗等に置いておくということを今の時点で実施しているのでしょうか。その点お聞かせください。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) まず、先ほどのダブルがオーケーかの件ですけど、実は後ろから案内が参りまして、両方とも該当するということでございます。 それから、今の件でございますが、今年ですね、議員がおっしゃるとおりなんですけど、実は宅建業協会、いわゆるアパートを扱っている業界のところにもチラシを置いてもらうように今交渉中でございます。そんな形で、少しでもこのいい事業に触れていただいて、活用していただけるようにできればというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 子育てカフェ開催事業についてお答えいたします。 子育てカフェ開催事業では、保護者の方がお茶を飲みながらほっと一息ついてもらうことで、子育てのストレスを発散してもらうことや、参加者同士の情報交換や交流を活発にすることで、悩みを抱えた保護者の方を孤立させないことのほか、子育てに関する講習会等を開催することで、育児に対する理解を深めていただきたいと考えており、子育て中の保護者の方などが気軽に集えるよう、涸沼観光センター、くぬぎの森、鉾田市商工会などの公共施設や保育園等の地域子育て支援センター等での開催を計画しております。 開催につきましては、おおむね月1回、午前中の時間帯を考えております。そのため、子育てに関する講習会等を開催するための講師謝礼が12万円と、子連れでも気軽に参加できるよう託児のための支援員謝礼13万5,000円として、報償費を25万5,000円計上しているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) ちょっと聞きたいのが、月1回午前中ということなんですけど、これって平日なんですかね、それとも休日なんですかね。なぜかというとですね、私の妻が県の助成金を受け取って同じような事業を実はやっているんですけど、やっぱり平日の昼間来れる方もいれば、平日の夜ではないと来れない方もいると、逆に休日だと来れるという方、結構ばらばらなんですよね。なので、実施の仕方によって、どういった……子育て中の基本的にはお母さんと子どもが対象だと思うんですけど、どういった人たち向けなのかによって、その実施の曜日や時間帯というのは変わってくると思うんですよ。なので、その点ちょっとお聞かせいただきたいんですけど。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 今井川議員がおっしゃるように、子育て中のお母さんを対象としておりますので、今のところ平日を考えております。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) 子育て中のママを対象で平日の午前、それで行きやすいのは、多分専業主婦というか、たまたま今仕事を休んでいる方はそうかもしれませんが、そうではなくて、働いている方もいると思いますので、実施についてはですね、もう少し検討していただきたいと思います。 次の質問の答弁をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 10分間休憩いたします。                午後 2時58分休憩                                                        午後 3時08分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 井川倫士君の質問に対し、3項目めに対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、パソコンの環境について答弁を申し上げます。 現在、市役所内には、ウィンドウズ7のパソコンが約360台稼働しております。OSを提供しておりますマイクロソフトは、ウィンドウズ7のサポートを平成32年1月をもって終了いたします。そのため、現状のまま使用することは、セキュリティ上問題があり、情報漏えいのリスクも高いことから、2カ年計画においてパソコンの更新を図るための予算でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) たしかウィンドウズ7に対応しないといけないんであれなんですけど、済みません。大容量ファイル交換システムというのが一般的な解釈と多分違うんだなと思ったんですけれども、多分メールでの送受信が多分容量の制限があって、県とかほかの市町村や関係機関とのやりとりをするのに、多分それを使うという意味だと思うんです。それが違いないですか。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 間違いございません。今現在、例えば写真を1枚がやっとです。2枚写真を同時に添付することはできないほど、大容量のメールがなかなかできないというような状況が現在の状況でございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) 職員の職場の改善というのは大変大事なことだと思うんですね。特に今はもういろんな文書のやりとりがメールを通じてというのが多いと思うんですよ。特に普通のワードでさえ多分文書量もふえていて、大きな容量が送信可能ではないと難しいと思うので、ぜひこういったものを使っていただいて、セキュリティーにも当然きちんと対応したものでしょうから、こういったものを使ってぜひやっていただきたいと思います。 2点目の答弁をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 2点目の庁内のインターネットシステムにおけるメールやホームページの閲覧等が非常に難しい状況の中、国や県に改善要望の有無について、ご答弁申し上げます。 議員もご存じのとおり、日本年金機構の個人情報流出から、総務省はマイナンバーの情報連携が開始される前までに、セキュリティ対策を講じるように指示があり、現状のネットワーク環境となりました。 このことは、当市だけではなく、全国の自治体が一律の環境となっており、当市は独自に、職員にストレスなく、かつ市民サービスの低下にならないよう、各課にインターネット専用端末を配置し、外部メールの受信やホームページの更新作業を容易にできる環境となりました。具体的には、タブレットを各課に1台配置いたしまして、そちらで対応するようにとしているところでございます。 現在のところ、県にも要望はしているんですけども、さらに県、国に要望していって、庁内のネットワークの環境の改善を図りたいと考えを持っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 井川倫士君。 ◆2番(井川倫士君) なるほどと思いました。インターネット専用の端末はそういう意味で置かれているんだというのがわかりまして、ただ今回県知事になられた大井川知事は、元経済産業省の出身だったりとかしますので、もちろんこのソフト自体、インターネットの環境というのは総務省管轄だとは思うんですけども、経済産業省にも関連するような項目でしょうから、これは要望をぜひしていただいて、特に近隣自治体とか県内市町村長の集まりもあるでしょうから、ぜひ市長を通じてですね、いろんな方たちと連名してやっていただきたいと思います。 最後にですけれども、先ほど人口減少対策について、ダブルで支給がされるということで、かなり手厚い、逆に言うと事業になってくるのかなと、2つ合わせると。今日の新聞だったと思うんですけど、潮来市か何か定住促進のお話があったと思うんですね。たしか1面ではなかったかな、どっかにあったと思うんですが、それに多分匹敵するような内容になってくるのかなと思いますので、ぜひ本市も引き続き人口減少対策について、本腰を入れてやっていただきたいと思います。 それでは、予算に関する質疑を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で井川倫士君の質疑を終了いたします。 次に、亀山 彰君。 ◆4番(亀山彰君) 3番亀山 彰です。傍聴、そしてモニターの前、インターネットを通じて見ている方、何よりですね、議場内の同僚、先輩議員、大変お疲れのところでございますが、最後の質問になりますので、よろしくお願いいたします。          〔「4番だよ」と呼ぶ者あり〕 ◆4番(亀山彰君) 失礼しました4番でした。古い番号を言ってしまいました。済みません。 今日の通告している質問は、ほとんどがもう既に一般質問あわせてこの予算の質問でずっと答えていただいております。ほとんどが答えられておりますので、私はやはり市長みずからの考えを聞きたいと思いまして、今日この席に、予算委員会には市長が、先ほど髙埜議員も言ったとおり、出ていませんので、そういった思いで予算質疑を通告をさせていただいておりますので、市長におかれましてはですね、やはり初めて組んだ予算でございますから、自分の考えをしっかり述べていただきたいと思います。 それでは、通告に基づき行いたいと思います。まず、基金繰入金について、予算に関する説明書2ページ、予算書の34ページ、基金繰入金の歳出先について、こちら一覧をいただいておりますので、今後の基金繰入金について、先ほど来先輩からもあったとおりですね、10億円の費用を今年は取り崩しております。前年対比で倍近い金額を取り崩しておりますので、今後毎年こんなに多額の基金を繰入金を行っていくのかどうか、市長にお伺いいたします。 2番目に、消防施設整備事業費についてお伺いいたします。消防自動車購入が予算計上されておりますが、これにはポンプ車載式のものが掲載されております。ポンプ車も含まれるのかどうか、これについて今後、これまでは鬼沢市長時代には、ポンプ車は導入しないという考えが言われておりましたが、私が住んでいる箕輪地区ですと、非常に消防署にも遠い場所であります。ポンプ可搬式もいいんですが、どうしても一番離れたところですと、水源に一番最初に入るのは地元の消防自動車になります。そうすると、ポンプ可搬式ですと1線しか延長できません。大規模な火災のときに1カ所の水利から1線しか延長できないということになると、非常に地元住民に不安が残るのかなということで、箕輪消防団では、もう既に30年近くポンプ車を使っておりますが、まだ継続して使っております。その辺の事情は元消防署長である市長はよくご存じと思いますので、ぜひ今後の考え方をお伺いしたいと思います。 3番目、子育てカフェ開催事業について、こちらは先ほど井川倫士議員の質問で詳しくご説明をお伺いいたしました。非常に私はいい事業だと思っておりますので、こちらのことを思っていることをつけ加えて、こちらは割愛させていただきます。 4番目、健康増進施設整備事業についてお伺いいたします。昨年度予算より420万円、約18%弱の増額です。平成31年度以降、整備事業計画はどのようになっているかお伺いいたします。 また、市長に、今後この2つの温泉施設、いろんな意見があるかとは思いますが、市長自身はこの2つの施設をこのまま継続をしていくのか、それとも1カ所に集約するという考えがあるのかお伺いいたします。 5番目、中小企業支援についてお伺いいたします。予算に関する説明書19ページ、こちら事業内容を詳しくお伺いいたします。 6番目、中学生海外派遣事業についてお伺いいたします。派遣生徒の募集要項及び審査基準、こちらはこれまでも質問で答えていただいておりますので、参加生徒の負担金が幾らぐらいかかるのか、こちらについてお伺いしたいと思います。 7番目、小学校維持管理費についてお伺いいたします。大洋地区小学校のエアコン設置工事の事業費及びリース契約について詳しくお伺いいたします。 大くくりでは2億8,800万円の予算ですが、この中に大洋地区のエアコン設置工事事業もあると思いますので、こちらのほうをご説明をお願いいたします。 次に、市道維持補修事業について、道路整備についてお伺いいたします。こちらも平成29年度の予算と比べると、約3億円弱、土木費、道路修繕費、新設費等々は減っております。その中で市長は4メーター以下の道路も簡易舗装するという発言をしておりますが、本予算にその予算は含まれているのでしょうか。お伺いいたします。 また、対前年比かなり額が減額されておりますが、こちらについての要因もお伺いいたします。 9番目、スクールバス利用についてお伺いいたします。受益者負担の軽減は行わないか、こちらのほうも先ほど来より皆さんが質問がしております。私ももう一度市長の考え方、平成30年度ということでありますが、いろんな意味で公平さを欠くということで、小学校の維持管理にもエアコンを設置するというお話をしている市長がですね、ほかの地区も含めて1年以上待たせてやるのか、それとももう既に予算が通っている旭地区だけでも先にやるべきと私は思っておるんですが、市長の考えを改めてお伺いいたします。 以上、再質問は質問席で行いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 亀山 彰君の質問に対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) では、今後の基金の繰入金について市長の考えを問うということについてご答弁申し上げます。 鉾田市は、合併当初から10年後の歳入の減少を見据えて財政運営を行ってまいりました。合併特例期間は極力基金に頼らず、当該年度の歳入に見合った予算を編成し、行財政改革等により捻出した剰余金を基金に積み立ててまいりました。 平成30年度は、普通交付税縮減期間の5年間のうちの3年目を迎えることから、一定の基金繰り入れはやむを得ない措置と考えております。今後も普通交付税の減など、歳入の減少が続きますので、一定規模の財政調整基金を繰り入れて予算編成を行うことになります。しかし、財源は有限でございますので、安易に基金に頼ることがないよう、選択と集中を行い、歳入歳出のバランスをとれるよう予算編成を進めてまいります。 また、特定目的基金につきましては、今後のまちづくりのために必要な事業には基金を活用していくべきと考えております。特に公共施設整備基金につきましては、ごみ処理、し尿処理施設を初めとする公共施設の老朽化、長寿命化対策に活用してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) これ今後も使っていくということで、一番ですね、ここにいる皆さん、この目的基金がいろいろ区別してある基金、こちらのほうはもちろんそのために積み立てているんですから、積み立てはいいと思うんですが、一番皆さんも私も知りたいのは、財政調整基金、こちらのほうは一般財源に入れるかどこに使うかわからないといったことですので、これを毎年10億円ずつ、極端な話繰り越しやっていくと、残高が幾ら残っているかもせっかくの機会ですから、この場でしっかり答えていただきたいんですが、そうするともう、何年も私はもたなくなってしまうと思うんですよね。ですから、この10億円ずつこういう形で切り崩していくとなると、非常に今後先行き不安が、今日もいろんな新しい予算で、子育て支援、また定住促進の支援のいろんな補助金が出て、非常にいい事業は出てますが、そんなことやったって継続できない行政になったらば、本当に何の意味もないと思うんですよね。今後ろからも出てますが、4年に終わっちゃうような市であれば、とんでもないことになってしまいますので、ぜひ財政調整基金の残高が幾らか、そしてまた本当にこんなに毎年10億円ずつ切り崩していくのかについて、市長ぜひお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) まず、残高でございますが、平成29年度末で51億6,000万円でございます。今回、約10億円減りますので、平成30年度末現在では41億6,000万円になるような計算になります。ただ、しかしながら先ほどの石津議員にも答弁したとおり、当然毎年年度末には剰余金が出ますので、その剰余金を基金に積み立てるというようなことが考えられます。 あと、先ほども答弁したとおり、当然議員も心配しているように、基金には限界がございますから、予算を組む上では、この基金全部に頼るんではなくて、集中と選択をいたしまして、これが必要なもの、これは今回は諦めますというような形のめり張りをつけた予算になるかと思います。 さらには、当然自主財源が少ないものでございますから、いわゆる国の交付金や補助金等を活用していかなければならないと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 考え方としてはよくわかるんですが、一般的にですね、財政調整基金は、大体うちの市規模ですと20億円とか30億円は最低でも必要だというようなお話をよく聞くことがあります。そうすると、もう本当に毎年こんな10億円、仮に半分戻して5億円になっても何年もつのかというふうに非常に不安を抱かれますので、その辺についてですね、もう一度お伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 毎年同じ金額を、例えば今年と同じように10億円を基金を切り崩すとなると、単純にあと4年でなくなりますので、そういったことがないように、次の……実は今回、何が大きく変わったかといいますと、実は平成27年度、つまり合併期間の最終年度ですね、平成28年度から縮減されましたから、と比較してみました。そうしますとですね、まず地方交付税で3億5,000万円ほど減った上に、いわゆる経常的経費、義務的経費が6億円ほど今年ふえてます。つまり、いわゆる扶助費とかそういった物件費や修繕費や扶助費で約6億円以上ふえているというのが実は現状です。つまり、歳入も減って、なおかついわゆる義務経費がふえているというのが実は現状でございまして、なかなか自由に使える財源がなくなっているというのが実は鉾田市の現状であります。 今後、今年3億5,000万円ほど地方交付税が減るという話ですけど、平成33年にはマックスで7億円減るというのが見込まれてますので、ますます厳しいような状況になるかと思われます。そういう状況を踏まえまして、次年度からの予算編成には当たらなければいけないなというふうに感じているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、消防についてご説明申し上げます まず、今回の予算の中でございますけども、小型動力ポンプ付積載車を3台購入する内容でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山議員。 ◆4番(亀山彰君) それは、3台はここに書いてあるんでよくわかるんですが、私が聞いたのは、今言ったように、ポンプ車の導入は今後考えないのか。それとも全て可搬式でなければ認めないのか、そちらについて市長の考えをお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 今まで鉾田市消防団においては、消防車両の配置は決まり事でこのような状況の車両を配置しているという中で、今後、場合によっては消防団の幹部の皆さんと話をして、ただそれが今までの長年の決まり事というのもありますから、ここで一概に、今まで何年も配置してきて、ではなぜ今度かわるんですかという部分も起こる状況でありますんで、その辺は本当に慎重に精査させていただいて、今亀山議員がおっしゃった箕輪地区でもそういう考えがあるということは、十分認識させていただいて、今後消防団の幹部の皆さんと話をさせていただきたいと思います。現時点ではそういう状況です。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ぜひですね、箕輪地区は後ろが涸沼、そして市の所有している4町歩のボサ山があります。ここでも大規模火災も発生しています。水源が涸沼であっても、堤防に車両が入っていけませんから、非常に水源がなくて消防自動車がやはり先ほど言ったようにですね、ポンプ車だったらば2線延長できますけども、可搬式がそこに入った場合ですね、1線しか延長できないということがあります。また、隣には原子炉がございます。原子炉付近でも大規模な山火事があって、大洗分団と一緒に消火活動も行ったことがあります。そういった観点ではですね、非常にほかの地区とは特殊な場所、そして先ほど来も言っているようにですね、消防署からも一番遠い場所にあるわけですよ。すると、水利に一番最初に入らなくちゃいけないという状況がありますから、ぜひ前向きに考えていただくことをお願いしまして、次の質問お願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 4点目、次の質問に答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石﨑逸代君) 健康増進施設整備事業について、平成31年度以降の整備計画についてお答えいたします。 ほっとパーク鉾田については築19年、とっぷ・さんて大洋については、築25年経過しており、両施設とも建物及び設備の老朽化が進んできておりますので、両施設合わせて年間2,000万円程度の工事費が継続的に必要な状況であります。そのため今回予算措置した施設整備調査を行い、調査結果をもとに継続的改修か大規模改修かを検討していきながら、施設の長寿命化を図り、施設運営を図ってまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ぜひその調査をしっかりやっていただいて、今後長く使っていくか、使ってないか、こちらしっかり確認していただきたいということと、今ご説明があったとおり、ほっとパークは19年、とっぷ・さんてが25年、もう既にたっている建物、毎年2,000万円以上の維持費がかかる。今後、大規模な修繕費も間違いなくかかってくる2つの施設であります。その中で、やはりこの2つ、毎年1億円ずつ、2億円ぐらいずつの支出もしている施設であります。市長は、今一番最初に私財政基金のことを聞いたのは、非常に財政的にも今後厳しいというお話がある中で、この2つの施設を維持し続ける考えがあるのか、そちらについてお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私も市長になりまして、現在は財団理事長ということで、本当に亀山議員が危惧しているとおり、私以外の議員の皆さんもその点は危惧しているのかなと、私もなったばかりでございますんで、よく中を精査して、今後は本当に財政的圧迫がないようないろんな部分、そして使用されている方々が今まで同様にすばらしい施設で使ってもらうような状況という部分で考えていきたいと思います。 本当に、亀山議員がおっしゃるとおり、その部分は中身をもっと精査させていただいて、今後の建物の、先ほど言ったとおりもう大分たってますんで、その辺も鑑みながら検討していきたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ぜひしっかり検討していただきたい。 その中でですね、今聞こうと思ったところ、市長のほうからも言っていただきましたけども、これは財団にお願いして、市から切り離して財団に予算を与えてやっていると、財団のトップは市長と、その関係でですね、本当に私は、指定管理の意味があるのかどうか、これは前市長のころからの継続でありますけれども、本当に何のために指定管理にしてやっているのか、役所の延長が出先で、我々議会が見に行けないようなところに逆にできているのかなというふうな疑念も抱かれるところもあります。その辺についてですね、本当に、このほかにも社会福祉協議会でも観光協会でもそうですが、市長が兼務、お金を出すほう、もらうほうが同じ人間でやっている我が市はですね、私はちょっと異常があるんではないかなというふうに思っているんですが、その辺について市長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) これはもう当然亀山議員がおっしゃったとおり、私も同じ。なぜなら、やはり市長という部分で本当に公務、市長という公務に専念したいという部分もあります。ですから、今後は、私が何が何でもいろんな部分を長期やるんではなくて、渡して、私は本当に自分の市長としての公務に務めたいと思っています。その点は改善の余地がありますと考えてます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 非常にすばらしい答弁で、選挙で応援しませんでしたけど、非常にこれから応援したくなるような答弁をいただきました。ありがとうございます。 では、次の質問をお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 5項目めの答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼三男君) 平成26年度から、中小企業者等が取り組んでまいりましたソフト面に要する経費に対して、がんばる商店支援事業補助金の交付対象として支援をしてきたところでございます。平成30年度につきましては、創業の希望者に対しまして、創業に当たって必要となる初期投資経費を補助対象として拡充いたしまして、資金繰りの一助とするものでございます。 あわせて、中心市街地の空き店舗の調査も行い、リストを作成して、創業希望者へ情報を提供したいと考えております。 また、今後につきましても、平成29年度から商工会と連携して実施しております創業セミナー、個別相談及び経営診断等については、引き続き継続していきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ぜひ今後とも中小企業、特に本当に鉾田市内は小規模企業、従業員数でいうと5人以下の企業が非常に多いです。建設業でも多くても20名以下が小企業と言われておりますので、非常に小企業が集まった地域だと思っております。本当にここにですね、しっかり手当てをしていただいて、やはり一般質問でもお話ししました。今回は、総理が国会でもですね、その小企業の経営者、そしてそこで働いている人たちが地域を支えている、PTAや消防団をやって支えているということが出てます。ぜひ今後とも推進していただきたいと思います。 次の質問お願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) それでは、中学生海外派遣事業の負担金についてご答弁申し上げます。 今回は、保護者負担を、負担金でございますが、1人当たりの経費28万円の約2割ということで5万円といたしました。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 1人当たり28万円で5万円の個人負担ということなんですが、これは本当に一般質問でもしましたけども、非常に教育には親の収入の格差があるという問題は今社会問題になっております。その5万円の負担ですね、それを一律取っていいのか、本当に希望して行きたい子があれば行かせてあげればいいと思いますし、今回の予算額もですね、私は非常に少ないのかなというふうに思っております。ほかの自治体、私はよく大洗町が隣なんで、よく大洗町を見ているんですが、大洗町あたりですと、2年に1遍の開催ですけども、大体650万から680万円ぐらい計上しているわけですよね。これ280万円計上してありますけども、これ10人で280万円ということで、随行者はゼロでやるのかどうかも含めて、大洗町の事例を見ると、随行者の先生方もついていきますし、また友好都市を結んでいる関係もあるんでしょうが、教育委員会から教育長が行ったり、議会から議長が行ったりということをやっているようです。その辺についてもお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 議員言ったら失礼なんですけども、多分手元資料23ページの中学生海外派遣事業でございますと、予算額は346万円になっておりますので、ここに随行者の分が入っております。          〔「随行者は何名」と呼ぶ者あり〕 ◎総務部長(山口勝美君) 随行者は1名です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 大変失礼しました。そうですね。随行者の分も入っているということですが、随行者は1名で、その海外に大丈夫なのか。また、この受け入れ先のオーストラリアケアンズに行くということなんですが、どういった施設で行くのか、ホームステイをするのか、どのようなホームステイ先の選択をしたのかを最後にお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(山口勝美君) 基本的に、ホームステイでございます。実はオーストラリアのケアンズというところはですね、結構ホームステイの実績のある場所でございますから、多分快く引き受けてくれるものと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 大洋地区小学校エアコン設置事業の4小学校の賃借料総額につきましては5,529万6,000円で、通常の新設工事費と委託料を合わせた設計額は6,953万4,000円であります。比較しますと、リース契約の方が1,423万8,000円安価となります。 平成30年度予算の賃借料につきましては、4カ月分で553万円を計上してございます。 また、エアコン設置事業に当たりましては、再編関連訓練移転等交付金を基金化しまして、リース事業の財源として活用することとしております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ありがとうございます。一千何百万円差額があるということなんですが、4年間限定ということなんですが、ちょっといろいろ確認してみましたらば、随分リースのほうも安いんではないかなというふうに思ったんですが、非常にちょうどリース屋さんのほうで中古の機械を持って、何年か経過している機械を使うというお話を聞いたんですが、冷蔵庫や空調施設というのはですね、非常に日進月歩進んでおります。そうすると、本当にこの間の震災のときもそうでしたけども、では電気代もどうなんだと調べますと、10年前の機械と今の機械では電気料がですね、本当に倍以上、もう電気代の差額で新品に入れかえたときのリース料が出るぐらいに進んでおります。これ、その辺の維持費等もですね、電気代等の維持費等も計算してこれ導入したのか、それについてお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 確かに中古品の導入となりますと、メンテナンスの部分で費用もかさむということは想定しております。ただし、大洋中学校区の小学校につきましては、4年後の開校に向けて事業を進めることとなりますが、4年間というスパンになりますことから、この期間を考慮しますとともに、新設工事で整備した場合には、統合小学校の校舎へ設置してあった空調設備を移設するということは困難であろうというようなことも懸念されますことから、できる限りの事業費を縮減したいということで、中古の空調設備をリースで導入したいというふうに考えたところでございます。 なお、機種の選考に当たりましては、議員ご心配のように、できる限り新しいものを選定して設定していければというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) ぜひ限られた財源の中で投資していくわけですから、ただ子どもたちの環境をよくするということは、非常に我々もお願いしていることですので、ぜひ財源、ぜひランニングコストも含めてですね、これからの予算委員会で細かくそちらは聞いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次お願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) 4メーター未満の道路の舗装等について、お答えをいたします。 高野議員へのご答弁と重複する部分ございますけど、まずは、毎年複数回等の補修等を要している砕石道からの着手を考えており、維持管理費の軽減に努めたいと考えております。地区との調整もあり、工事量も未知数でありますことから、これに特化した予算の計上は現在のところされておりません。 また、道路新設改良費の対前年減額の要因でございますが、平成29年度予算には、(仮称)市民交流館関連の新設道路等の整備費が計上されておりまして、平成30年度についてはおおむねそれらの相当額の減額となっているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 4メーター以下は予算にはないということですので、今後補正等で組まれて出てくるのかなという解釈でよろしいでしょうか。 それとあわせてですね、維持修繕のほうでですね、先ほど来何回も砂利を敷くお話が出ておりますが、私も坂だったり本当になくなりやすい場所をスポット的にですと、これまでのルールに縛られて、維持修繕とちょっとした舗装の補修もできないような、その部分だけ舗装しましょうといっても舗装できないようなことが続いておりましたので、ぜひ維持修繕のほうででもそういう坂でなくなりやすい場所とか、そういうところは全面舗装をしていくことは非常にいいことだと思うんですが、非常にこの4メートル未満を舗装もしていくというお話が出たので、各地域、市民の皆さん、本当に期待をしています。すると、期待しているイコール何かというと、これからどこがやるんだと、そういう、どこが先にやる、早くうちをやってくれというお話がどんどん出てくると思うんですよね。5~6カ所やるというお話なんですが、そこについては実際どのぐらいのルールで、今頻繁に直すところというお話が再度言われてますが、そんなところたくさんあるではないですか。5~6路線で済まないと思うんですよね。部長、どのようなルールでこれ順番を決めていくのかについてお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) まず、5~6路線というお話ししましたけども、これは毎年3~4回とかという採石等の敷きならし等の要望があるところの路線がありまして、ではとりあえずそこから検討してみようかというようなことでの5~6カ所というようなことでお答えをさせていただきました。 次に、ルールの話ですが、ルールについては、これから今、これからというよりは一部検討もしているところで、まだ何とも申し上げられないような状況でありまして、なおこの舗装をしていくというようなことは、議員を初めある程度の方がご存じかと思うんですが、全域の区長さん等へのお話はまだしておりませんので、4月以降、新年度の区長会等で何らかの周知をまずして、その中で一定のルール等も、規制というんですか、何というんですか、そういうのもしていかなきゃならないのかなということでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) これまでも道路拡張地区から依頼があって、ではやりましょうといったときに、4メーターに拡幅するのにですね、近隣の土地の地主さんみんなオーケーしても、名義が変わらない土地等が多々あったと思うんですよね。変えたくても変えられない、その親族も寄附したいといっても寄附できない土地が多々あって、工事が実現しない、そういった場所であれば、やむを得ず拡幅しなくてもやろうかという話であればわかるんですが、これこれまでのルール等を覆して、4メーター以下の道路でも舗装しよう、やっていこうというような、市長はこういう発言をしております。市長は何か思いがあってこういう発言をしたと思うんですよね。市長は、ルールまではいかなくても、どういった困っているところのためにやろうと思って、この事業を考えたのか、そこについて市長お伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(佐々木正夫君) どうしてもやっぱり広がらないっていうのは、やっぱり相続ができない、非常に難しいとかというところで、あとは1人の同意が得られないところがあって、それは何で得られないのかというのはよくわからない部分はあるんですけども、どうしても1カ所だけ得られないから申請できないというようなお話もございまして、そうなってくると、「私が生きている間には絶対舗装になんねえわ」と、代が変わらないと舗装になんないと、そういう話も聞くところもございまして、そういうやはりその事情というか、そこら辺もある程度聞きながら、場所等は決めていきたいとは考えております。 いかんせん、舗装されてない道路というのは、ご承知のように本当にたくさんありますから、どこでも構わないというわけにはいかないと考えております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まず、鉾田市の場合は、多分仕事柄一番わかっているかと思うんですけど、未舗装の道路が相当長いという部分、そして部長のほうはちょっと答弁を避けたみたいですけど、やはり規定にのっとっては、道路審議会ありますんで、新年度になりましたら、そういう部分の方にもご意見をいただきながら、今までつくって、1回だけきっとやったのは、その部分を含めて、今度はそういう方々に入っていただいて、それでいろいろ審議して検討していくということでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 本当に他市町村と比べてもですね、私は近隣、大洗町だったり茨城町、そして鹿嶋市と近隣しているところは、うちの近所にもありますけど、ずっと舗装道路で来て、鉾田市に入った瞬間砂利道という道路がたくさんあって、非常に近隣に住んでいる住民の方々には、何で鉾田市はだめなんだという話をよく聞きます。ぜひきちんとしたルールにのっとって進めていっていただきたいと思います。 次の質問をお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。教育部長。
    ◎教育部長(松金邦行君) スクールバスの無償化につきましては、子育て世代の保護者の皆さんのご負担を軽減するためには必要な措置であると考えております。したがいまして、今後、問題点等を十分に精査し、鉾田南小学校開校に合わせる形で、議案の提出ができればと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) これはスクールバスなんですが、平成30年度までやらないという話なんですが、これ平成30年度に南小と一緒にということは、そのときまでに旭やほかの合併していない学校区の登校の問題もクリアできるような、同じような条件でできるようなことで進めていくのか。それとも、合併後にやっていくのかということ、その点をお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 他の学校への対応はということでございますが、それらもあわせた形で協議、検討をしていきたいというふうに思います。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) これ最後の質問になってしまいますので、では平成30年度には市内全域、子どもたちの通学の確保をきちんと手当てした制度をつくって、しっかり手当てしていくという解釈でよろしいですね。本当に、最初から基金から入ったんですが、市長本当に厳しい財源の中、いろんな事業をしております。やはり教育は格差がないようにしていただきたいというのが私の思いであります。大洋地区に5,000万円以上のそういう設備をするんですから、私は早急にですね、全域に、特にもう既に我がこの議会で通っている東小地区のスクールバスにおいてはですね、早急に無償化していただきたいというふうに思っております。この2点最後にお伺いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(松金邦行君) 検討していくという中で、公平性を重んじた中で検討していきたいということで答弁させていただきたいと思います。以上です。          〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 以上で亀山 彰君の質疑を終了いたします。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第1号ないし議案第7号については、議長を除いた19人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託した上で審査することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 暫時休憩いたします。                午後 3時55分休憩                                                        午後 3時57分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △予算特別委員会委員の選任 ○議長(井川茂樹君) お諮りいたします。 ただいま設置いたしました予算特別委員会の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、ただいまお配りした名簿のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 それでは、委員会条例第10条第1項の規定により、議員控室において直ちに委員会を開き、委員長、副委員長の互選をお願いいたします。その結果を報告願います。 暫時休憩いたします。                午後 3時57分休憩                                                        午後 4時10分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 予算特別委員会の正副委員長の互選の結果について報告いたします。 委員長に10番入江 晃君、副委員長に20番倉川陽好君。 以上のとおり決定いたしました。 先ほど付託いたしました案件につきましては、12日、14日及び15日に予算特別委員会を開き、審議されるようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(井川茂樹君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次会は、23日定刻から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。                午後 4時11分散会...